昨年、総合格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」と契約した俳優兼ファイターの秋山成勲(チュ・ソンフン)が、「私の目標はチャンピオンだ」と覚悟を明らかにした。
秋山は最近、ONEチャンピオンシップのオフィシャルジャーナリストからインタビューを受けた。今年44歳を迎える秋山は、アジア大会2002柔道金メダリストであり、HERO'S 2006ライトヘビー級世界王者という輝かしいキャリアを持っているが、最近は韓国で活発なタレント活動を行っており、“サランちゃんのパパ”と呼ばれて多くのファンに愛されている。
それでも秋山は、総合格闘技選手としての夢をあきらめなかった。
彼は「私は柔道と総合格闘技選手として強者と試合することが幸せだった。ONEチャンピオンシップの頂点に挑戦し、再びそんな思いを感じたい」と話した。
3歳から柔道を始めた秋山にとって、格闘技は生活の一部だ。「回復する速度が以前と同じではない。年齢を重ねたことを実感する。それでもトレーニングの強度は、そのまま維持している。何も変えたくない」と述べた。
そして「私は格闘技を愛している。ONEチャンピオンシップ選手としてチャンピオンになれば、アジアにおける格闘技の普及と市場拡大に貢献することができるだろう」と意中を明かした。
また「私は日本で生まれた。韓国は私の祖国だ。いずれも愛している。ソウルと東京の両方で、ONEチャンピオンシップの選手として出場したい。両国のファンがくれた好意に応えたい」と語った。
ONEチャンピオンシップは来る3月31日、東京の国技館で初めて日本大会を開く。秋山はその大会には参加せず、観戦だけする。ただ12月に開催される韓国大会には、選手として参加することがわかった。
ONEチャンピオンシップ側は「総合格闘技の世界チャンピオンを務めたデメトリアス・ジョンソンと、エディ・アルバレスが2019年のONEチャンピオンシップ初試合を行う。秋山も今年デビューする」と予告した。
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