韓国女子フィギュアの“期待の星”キム・イェリム、韓国ジュニア女子SP歴代最高得点を更新

韓国女子フィギュアの“期待の星”、キム・イェリムが韓国ジュニア女子シングルショートプログラムの最高点を更新した。

キム・イェリムは9月28日、チェコ・オストラバで行われた2018‐2019シーズンの国際スケート連盟(ISU)ジュニアグランプリシリーズ「JGPチェコスケート」女子シングルショートプログラムで技術点(TES)40.68点、構成点(PCS)28.77点を獲得し、合計69.45点で3位となった。ロシアのアリョーナ・コストルナヤが70.24点で首位、アメリカのティン・クイが70.20点で2位だった。

キム・イェリムの同日の得点は、自身のショートプログラムの個人最高得点であると同時に韓国ジュニア女子シングルショートプログラム歴代最高得点だ。キム・イェリムは今季リトアニアで開かれた「JGPアンバー杯」で記録した61.63点が、これまでの最高得点だった。韓国女子フィギュアの記録としては、イム・ウンスが2017‐2018シーズン「JGPオーストリア杯」で記録した64.79点だ。
キム・イェリムが去る1月7日、ソウル木洞アイスリンクで開かれた「KB金融コリア・フィギュアスケート・チャンピオンシップ2018兼平昌五輪3次選抜戦」でフリー演技を披露している
同日、ショートプログラム全体36人のうち21番目に登場した別の韓国人選手ウィ・ソヨンが66.48点で新しい韓国記録を出していたが、23番目のキム・イェリムが10分後に韓国記録をさらに2.97点更新した。“フィギュアの女王”キム・ヨナのジュニア時代のISU公認の最高得点は60.86点だ。

キム・イェリムは9月29日18時から始まるフリーで、ジュニアグランプリ初優勝に挑戦する。首位との点差が1点もないため、フリーの結果次第で逆転優勝も可能だ。

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