元サッカー韓国代表キャプテンのキ・ソンヨン（32、FCソウル）が、自身に浮上した学生時代の性的暴行疑惑を完全否定した。
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キ・ソンヨンは2月25日午後、自身のインスタグラムを更新。「長い言葉は必要ない」とし、「報道された記事の内容は私と関係ない。決してそんなことはなかった」と、疑惑について真っ向から否定した。
続けて、「苦痛を受ける家族のためにも強硬に対応することにした。事実でないので問題になることはないと思っていたが、サッカー人生と家族の人生までも脅かす深刻な事案であることに気づいた」とし、虚偽の事実の流布や悪質コメントなどに対して法的措置も辞さない考えを示した。
キ・ソンヨンは前日の24日、とある弁護士の告発によって小学生時代の性的暴行疑惑が浮上した。
弁護士によると、事件当時小学5年生だった2人のサッカー部員は、キ・ソンヨン含む1学年上の先輩2人から性的暴行を加えられたと主張。要求に応じない場合は無慈悲な暴行が加えられたため、被害者2人は従わざるを得なかったという。
この主張を受けてキ・ソンヨンは同日、所属マネジメント会社を通じて事実を否定。「本人に確認した結果、被害者と主張する人物の報道内容についてまったく関連がないことを確認した」とし、「汚名を着せられた被害と今後発生する可能性のある被害については法的対応も辞さない」と、こちらでも強硬姿勢を示していた。
Kリーグの2021シーズン開幕は来る27日。キ・ソンヨン所属のFCソウルは同日、リーグ4連覇中の全北現代（チョンブク・ヒョンデ）モータースとのファーストゲームを予定しているが、開幕直前に思わぬ形で注目を集めることとなってしまった。
以下、キ・ソンヨンの投稿全文。
◇
キ・ソンヨンです。
長い言葉は必要ないと思います。
報道された記事の内容は私と関係ありません。決してそういうことはありませんでした。
私のサッカー人生をかけて申し上げます。
苦痛を受けている家族のため、必要なことすべてを動員し、強硬に対応することにしました。
事実が確認されていないことに悪意に満ちたコメントをしたすべての人もまた、法的措置を執ります。
サッカーに向けた情熱でここまで走ってきました。
事実でないので問題になることはないと思っていましたが、サッカー人生と家族の人生までも脅かす深刻な事案であることに気づきました。
座視せず、積極的に対応するようにします。
◇キ・ソンヨン プロフィール
1989年1月24日生まれ。韓国・光州出身。身長189cm。元サッカー韓国代表キャプテン。2006年にFCソウルでプレーした後、2009年のセルティック移籍で海外進出。以降、スウォンジー・シティやサンダーランド、ニューカッスル・ユナイテッド、マジョルカと渡り歩き、2020年7月、11年ぶりにFCソウルへ復帰した。
2013年7月に女優ハン・ヘジンと交際7カ月で結婚。2015年9月に第1子となる娘シオンちゃんが生まれている。
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