トルシエと韓国の“生きる巨匠”が手を組んだ!! ベトナムのユース育成に着手

韓国国内最高のユース・アカデミーであるFC KHTキム・ヒテサッカーセンターと、ベトナム育成アカデミーのPVF(Promotion Fund of Vietnamese Football Talents F.C.)が、韓国国内のベトナム多文化家庭の子どもたちを対象にして進める、ユース発掘プロジェクト協約を締結した。

TJマネジメントによると、キム・ヒテサッカーセンターは、韓国とベトナムの二重国籍の多文化家庭の子どもたちを対象に、良質のユースプログラムを提供し、ベトナムのサッカー代表選手を目指す教育サービスを提供する予定だ。

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2019年には中学生年齢代の15歳以下5人に、無償でサッカー教育と生活費用を支援する。2020年からは20人に拡大募集する。

また、PVFとの定期的な交流を通じ、体系的な訓練とトーナメントに参加する。12歳以下20人の子どもたちは、年に2回、PVF内でサッカー教育を受け、父兄20人とベトナム文化を体験できる機会も提供する。

トルシエ氏とキム・ヒテセンター長

キム・ヒテサッカーセンターのキム・ヒテセンター長は、パク・チソン、アン・ジョンファン、イ・スンウなどを発掘した最高水準の指導者だ。

現役時代は韓国ユース代表、韓国代表、大宇(デウ)ロイヤルズの選手として活躍し、指導者としても韓国代表コーチ、大宇ロイヤルズ監督、明知(ミョンチ)大学監督などを歴任し、韓国サッカー界の“生きる巨匠”と呼ばれる。

2002年にキム・ヒテサッカーセンターを設立し、最新式の練習装備を導入。有望株の発掘に力を入れてきた。

そんな彼がなぜ、今、ベトナムに着目するのか。キム・ヒテセンター長は語る。

「以前から東南アジアの有望株選手を育成したい意向があった。今回のPVFアカデミーとの交流を通じて、意味あるプロジェクトを開始できるようになり光栄に思う。 最終的にこの育成プロジェクトで発掘される有望株が、2026年W杯に出場して“第2のパク・チソン”になることを期待している」

トルシエはなぜ韓国の巨匠と手を組んだ?

PVFアカデミーは、ベトナムの最大手ビン・グループが運営する育成アカデミーであり、収益を追求しない非営利社会貢献事業だ。 練習場の建設に約300億ウォン(約30億円)、年間約150億ウォン(約15億円)を投資して運営中だ。

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