韓国代表が2-1でカタールを撃破、ヨーロッパのスリートップが輝いた2得点

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パウロ・ベント監督率いる韓国代表は11月17日22時(日本時間)、オーストリアで行われたカタールとの親善試合に2-1で勝利を収めた。2日前のメキシコ戦には2-3で敗れており、約1年ぶりの代表戦を1勝1敗の結果で終えた。

【注目】元コンサドーレ守護神が代表で正GK確保なるか

ベント監督はこの日、ソン・フンミン(トッテナム)、ファン・ウィジョ(ボルドー)、ファン・ヒチャン(RBライプツィヒ)らヨーロッパで活躍する3人を前線に配置した4-3-3で試合に臨んだ。中盤の3人にはカタールリーグで戦っているナム・テヒとチョン・ウヨン(以上アル・サッド)、ドイツのイ・ジェソン(ホルシュタイン・キール)で構成された。

ケガなどの影響で人材不足が懸念されたDFラインは右から、キム・テファン(蔚山現代FC)、クォン・ギョンウォン(尚州尚武FC)、ウォン・ドゥジェ(蔚山現代FC)、ユン・ジョンギュ(FCソウル)がチョイスされ、GKは元コンサドーレ札幌のク・ソンユン(大邱FC)がスタメンとなった。

因縁の相手にスリートップが躍動

韓国は過去2017年に行われたロシアW杯アジア最終予選でカタールに2-3で負けており、当時の指揮官だったウリ・シュティーリケ監督を解任した経験がある。そして2019年1月のアジアカップ準々決勝でも0-1で再び敗れており、ベント監督が就任して初の敗北を喫している。

2022年ワールドカップの開催国でもあるカタールはここ数年間、国内リーグを強化するため大規模な投資でトップクラスの選手を呼び込み、代表にも帰化選手を揃え、アジアの新興勢力として成長している。昨年のアジアカップでは準々決勝で韓国を敗ったあと、決勝では日本を3-1で下して初優勝を上げるなど成長著しい国だ。

韓国としては過去2試合の雪辱をはたす格好の舞台となった。選手たちのモチベーションも高かったのだろう、試合開始わずか16秒で先制ゴールを決め、最高の滑り出しを見せた。

ファン・ウィジョが前線から積極的なプレスでボールを奪ったあと、パスを受けたファン・ヒチャンがゴールに流し込み先制点を挙げた。この16秒でのゴールは歴代Aマッチ最短得点記録となった。これまでの最短記録は1979年9月14日に行われた大統領杯国際サッカー大会のバーレーン戦で、パク・ソンファの20秒だった。ファン・ヒチャンは41年ぶりに記録を塗り替えることとなった。

(写真提供=韓国サッカー協会)先制点を挙げた11番のファン・ヒチャン

しかしカタールも気後れすることなく反撃に出た。失点からわずか8分後、エリア内に抜け出したアジアカップ得点王のFWアルモエズ・アリ(24)が、MFタレク・サルマン(22)のスルーパスをゴールに叩き込み、試合を振り出しに戻した。

カタールは前半20分にはMFカリム・ブディアフ(30)のヘディングシュート、その1分後にアフメド・アッラーディン(27)のシュートなどで同点ゴールの勢いそのままに韓国ゴールを脅かした。

守護神ク・ソンユンのファインセーブで難を逃れた韓国は前半36分、メキシコ戦でもゴールを合作したソン・フンミンとファン・ウィジョのコンビが再び輝いた。左サイドでイ・ジェソンのパスを受けたソン・フンミンが深い位置からゴール前に折り返す。そのグラウンダーのクロスをファン・ウィジョがねじ込み、逆転に成功した。

韓国は後半18分キム・テファンに代えてイ・ジュヨン(28、全北現代)、イ・ジェソンの代に代えてソン・ジュンホ(28、全北現代)を投入し、DFラインに手を加えた。メキシコ戦では後方からの無理なビルドアップでピンチを招いていた韓国は、ロングパスも交えなるなど、リスク管理に余念がなかった。後半22分にはソン・ジュンホのパスを受けたファン・ウィジョが再びシュートを放ったが、惜しくもゴール左に外れた。

(写真提供=韓国サッカー協会)逆転ゴールを奪ったファン・ウィジョ(右)と、アシストしたソン・フンミン(左)

攻撃的な姿勢を貫くベント監督

カタール戦を控えて攻撃的なサッカーをテーマに掲げていたベント監督は、後半30分にファン・ヒチャンとナム・テヒを下げて、オム・ウォンサン(21、光州FC)とイ・ガンイン(19、バレンシア)をピッチに送り出し、追加点を狙う姿勢を見せた。

試合終盤にはファン・ウィジョの代わりにチュ・セジョン(30、FCソウル)を投入し、ソン・フンミンをワントップに据えた。引き続き攻撃的な姿勢を見せるも追加点は奪えず、2-1のスコアのままで韓国の勝利に終わった。

今回の遠征ではファーストチョイスのDFがケガなどを理由に招集不可となり、遠征中には6人の選手が新型コロナに感染し離脱するなど、非常に難しい状況での2試合となった。そのような状況でカタールに勝利したことは非常に大きな経験となったはずだ。

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