“韓国の錦織”チョン・ヒョン、昨年ベスト4の全豪オープンを今年は2回戦で終える

2019年01月17日 スポーツ一般

韓国テニスの“看板”チョン・ヒョン(世界ランキング25位)の全豪オープンは、2回戦で終わった。

チョン・ヒョンは1月17日、オーストラリア・メルボルンで開催された全豪オープン4日目、男子シングルス2回戦でピエール=ユーグ・エルベール(55位・フランス)と対戦。1-3(2-6、6-1、2-6、4-6)で敗れ、昨年の“ベスト4進出”の再現に失敗した。

1回戦でブラッドリー・クラン(78位・アメリカ)を相手にセットスコア0-2で後れを取ったものの、最終的に3-2の大逆転を収めて復活の兆しを見せたチョン・ヒョン。しかし2回戦ではでエルベールの鋭いサーブに苦戦し、力なく崩れた。

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チョン・ヒョンのサービスエースは2本にとどまったが、エルベールは13本ものサービスエースを決めて、試合の流れを掴んだ。

チョン・ヒョンは第1セットから試合の主導権を奪われた。最初のサービスゲームで押されたチョン・ヒョンは0-3となり、その後もエルベールのサーブに手が出ず、2-6でセットを渡した。それでも第2セットで反撃に成功。最初のゲームをブレイクして勢いに乗ると、第2セットを6-1で獲得した。

しかしチョン・ヒョンの反撃は、そこまでだった。ミスを連発して第3セットを落とすと、第4セットでもゲームスコア2-2から自分のサービスゲームをキープできず、敗退が決まった。エルベールは決定的な瞬間に200kmを超えるサーブで、エースを記録し、チョン・ヒョンの追撃を止めた。

チョン・ヒョン

チョン・ヒョンは昨年、全豪オープンで韓国人選手初となるメジャー大会ベスト4進出の快挙を達成したが、今年はあまりに早い2回戦で敗退してしまった。弱点であるサーブを見直す宿題を残し、世界ランキングも50位圏外へと墜落する見込みだ。

チョン・ヒョンは試合後、「1回戦に続き、2回戦も多くの同胞が競技場で応援してくれたが、良い結果を出せずに申し訳ない。次はもっと良いプレーを見せられるように努力したい」と述べた。

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