本田圭佑らに続けるか…韓国代表MFファン・インボム、ロシアリーグの舞台で躍動中!

2020年09月20日 サッカー #欧州サッカー

ロシア・プレミアリーグのルビン・カザンでプレーする韓国代表MFファン・インボム(23)の活躍が止まらない。

【注目】“韓国のピルロ”とも呼ばれるファン・インボムはどんな選手?

ファン・インボムは9月17日(日本時間)、ロシアカップのグループG第1節FCチェルノモレツ・ノヴォロシイスク(3部)戦で先発フル出場し、1ゴール2アシストを記録した。チームも4-2で大勝している。

この日、シーズン2得点目を挙げたファン・インボムは、去る8月27日のリーグ戦第5節FCウファ戦での初ゴール以来、3週間ぶりの得点となった。また、8月31日の第6節FKタンボフ戦で初アシストを決めて以来、今回のカップ戦でシーズン2~3アシスト目をマークした。

(写真提供=韓国サッカー協会)ファン・インボム​​​​​

監督もファン・インボムを絶賛

米メジャーリーグサッカーのバンクーバー・ホワイトキャップスを離れ、今夏の移籍市場でロシアの舞台に進出したファン・インボム。彼は今回のカップ戦含め、ルビン・カザンでここまで公式戦5試合に出場し、2ゴール3アシストを記録した。

ただ、単なるゴールやアシスト以外でもファン・インボムはチームの勝利に貢献している。

ルビン・カザンはファン・インボム加入以前まで、リーグ開幕から3戦未勝利(1分2敗)と不振に悩まされていた。しかし、ファン・インボムが合流してからは公式戦5試合で4勝(1敗)と、これまでの不調が嘘のように無敗街道を突き進んでいる。

カップ戦後、チームを率いるレオニード・スルツキー監督は「ファン・インボムはチームを異なるレベルに導いている」と絶賛した。実際、“技巧派”と呼ばれるファン・インボムの才能が、ルビン・カザンに早くも溶け込んでいる。

ファン・インボムは、直近のリーグ戦4試合で90分当たりの平均キーパス数4.2回と、200分以上プレーした選手の中でトップの数字を叩き出した。

『WhoScored.com』は、ファン・インボムの長所が“パス”と“インターセプト”であると表記。一方で、短所については「特別な弱点はない」と伝えている。

ロシアで活躍した本田圭佑らの後を追えるか

多くの専門家は、ファン・インボムのテクニックがロシアの舞台でも通用していると分析している。

実際、190cmの長身とパワーを備えチームの攻撃をけん引するジョルジェ・デスポトヴィッチ(28)を、素早さと両足の技術に長けたファン・インボムが後方から支えている。

本田圭佑

かつてCSKAモスクワで4年間(2010~2014年)活躍し、通算28ゴールを決めた元日本代表MF本田圭佑(34、ボタフォゴ)や、昨シーズンのリーグ得点王(17ゴール)に輝いたイラン代表FWサルダル・アズムン(25、ゼニト・サンクトペテルブルク)も、特出した技術を武器にロシアで成功したアジア人選手だ。

彼らの後を追うように、ファン・インボムもロシアの舞台で躍動する姿を見せてくれることに期待したい。

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