ソン・フンミンが5年前に“第1歩”を踏み出したUEFAヨーロッパリーグに帰ってくる

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5年前の初心に戻る。ソン・フンミン(トッテナム)が新しい歴史の出発点となった欧州サッカー連盟(UEFA)ヨーロッパリーグの舞台に帰ってくる。

トッテナムは9月18日午前1時(日本時間)、ブルガリアでPFCロコモティフ・プロヴディフを相手に2020-2021シーズン、ヨーロッパリーグ2次予選ラウンドを行う。

【注目】ソン・フンミン、今季こそリーグ序盤の“無得点ジンクス”を破れるか

トッテナムは昨シーズン、イングランド・プレミアリーグ(EPL)6位にとどまり、欧州クラブ対抗戦の最高峰であるチャンピオンズリーグではなく、一段下のヨーロッパリーグ2次予選出場権を手に入れた。

最近4シーズン連続でチャンピオンズリーグに出場し、準優勝(2018-2019シーズン)までに経験したソン・フンミンとっては、多少残念な結果だ。それでもリーグはもちろん、欧州クラブ対抗戦で優勝経験のないソン・フンミンにとっては、今シーズンのヨーロッパリーグは有意義な挑戦といえる。

ソン・フンミンを知らしめた舞台

何よりもヨーロッパリーグは、ソン・フンミンがトッテナムのユニホームを着て“記録の男”と呼ばれ、アジア選手の新しい足跡を残すきっかけとなった舞台だ。

ソン・フンミン

2015年8月、ドイツ・ブンデスリーガのレバークーゼンを離れ、トッテナムを通じてプレミアリーガーとなった彼は、ヨーロッパリーグでデビューゴールを決めた。同年9月18日、ヨーロッパリーグのグループリーグ第1戦でカラバフFKと対戦し、同点ゴールと決勝ゴールを決めてチームを3-1の勝利を導いたことがある。

その試合で自信を得たソン・フンミンは、2日後に行われたクリスタル・パレス戦でプレミアリーグ初ゴールまで決め、成功の道を突き進んでいった。

ソン・フンミンは昨シーズン、初めてプレミアリーグで「10ゴール10アシスト」を記録し、リーグと全大会合わせて個人最多攻撃ポイント(18ゴール12アシスト=攻撃ポイント30)を作り出した。

これまでトッテナムで計229試合をプレーして85ゴール(47アシスト)を決めた彼は、ドイツ・ブンデスリーガ時代の49ゴール(14アシスト)を加え、チャ・ボムグンが保有していた韓国人ヨーロッパ最多ゴール(121ゴール)を昨シーズンに更新した。憧れのEPLクラブのユニホームを着てチャ・ボムグンの記録を超えることとなった第1歩が、5年前のヨーロッパリーグで生まれたトッテナムデビューゴールだ。

“地獄のスケジュール”を乗り越えるためにも

ただチャンピオンズリーグと違い、トッテナムはヨーロッパリーグで成績が振るわなかった。

トッテナム入団初年度であった2015-2016シーズンは、16強でボルシア・ドルトムントの壁を越えられず脱落。2016-2017シーズンはチャンピオンズリーグのグループリーグで敗退し、ヨーロッパリーグに押されたが、32強で敗れた。ソン・フンミンはヨーロッパリーグで通算9試合、3得点を記録している。

トッテナムは9月14日、エヴァートンとのプレミアリーグ開幕戦を行い、0-1で敗れた。沈んだチームの雰囲気を変えるためにも、今回のブルガリア遠征が重要だ。

ヨーロッパリーグ2次予選ラウンドを終えると、2日後の9月20日にはサウサンプトンとのプレミアリーグ第2節が待っている。さらに9月23日にはレイトン・オリエントFC(4部)とのカラバオカップ(EFLカップ)3次ラウンドが予定されており、ヨーロッパリーグ2次予選で勝つと3次予選を9月25日に行わなければならない。そして再び9月27日にはニューカッスルとのプレミアリーグ第3節が待っている。9月30日にはカラバオカップ4次ラウンドの可能性もあり、9月に最大7試合の“地獄のスケジュール”を消化しなければならない。

プレシーズンの親善試合で4試合4ゴールを決めたソン・フンミンは、エヴァートンとの開幕戦で沈黙した。ヨーロッパリーグを通じて、なるべく早く今シーズン初ゴールを記録すれば、それだけ負担を減らして“強行軍”を消化することができる。ソン・フンミンの視線がこれまで以上にヨーロッパリーグに向いている理由だ。

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