韓国プロ野球復帰を打診していた元メジャーリーガーのカン・ジョンホ(33)が、激しい非難の世論を受けてその意思を撤回した。
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6月29日、カン・ジョンホはインスタグラムを更新。「長い間悩んだ末にキウム・ヒーローズに連絡し、復帰申請を撤回する意志を伝えた」と発表した。
カン・ジョンホは去る23日に初めて謝罪会見を設け、大衆の前で頭を下げた。しかし、その後も激しい非難が収まらなかったことから、限界を感じたものとみられる。
「ファンの前に再び立つには自分があまりに大きな過ちを犯したことを改めて感じた。自分の欲が野球ファンの方々、KBOリーグ、キウム・ヒーローズ、そして野球選手の仲間の負担になっていたことに気づくのが遅すぎた」とカン・ジョンホは綴ると、「復帰を進める過程で被害を被ったすべての関係者の方々に心からお詫び申し上げる」と再び謝罪した。
そして、「まだこれからどんな道を歩むかは決められていない」とし、「どんな道を歩むにしても、周囲を見て家族を守りながらより良い人間になれるよう常に努力し、ボランティアや社会貢献活動を通じて少しでも社会の役に立つ人間になりたい」と誓っていた。
以下、カン・ジョンホが掲載したメッセージ全文。
◇
アンニョンハセヨ?カン・ジョンホです。
記者会見後、本当にたくさん悩んでこのメッセージを書くに至りました。
長い間悩んだ末に、先ほどキウム・ヒーローズに連絡し、復帰申請を撤回する意志を伝えました。
ファンの方々に許しを請い、ファンの前に再び立つには自分があまりに大きな過ちを犯した事実を改めて感じました。変化した姿をお見せしたかった気持ちも、ヒーローズで野球をしたかった気持ちも、すべて自分の大きな欲でした。
自分の欲が野球ファンの方々、KBOリーグ、キウム・ヒーローズ、そして野球選手の仲間の負担になっていたことに気づくのが遅すぎました。復帰を進める過程で被害を被ったすべての関係者の方々に心からお詫び申し上げます。
長い間チームを離れていましたが、ヒーローズはいつも自分にとって家のような場所でした。またヒーローズでチームメイトと野球をしながら、良い人間になるため努力をしたかったのです。
しかし、自分のそのような考えが球団と選手たちを困らせてしまうことに気づくことになりました。ヒーローズのファンや球団関係者の方々、そして選手の皆さんに、申し訳ない気持ちを改めてお伝えします。
まだこれからどんな道を歩むかは決められませんでした。どんな道を歩むにしても、周囲を見て家族のことも考え、もっと良い人間になれるよう常に努力します。また、ボランティアや社会貢献活動を通じて、少しでも社会の役に立つ人間になれるようにします。
改めて申し訳なく、感謝いたします。
カン・ジョンホより
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