元日本代表から欧州組、有名タレントもそうだった!! 歴代の日本人Kリーガー通信簿

サンフレッチェ広島、オーストラリア・Aリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCを経てFCソウルに。

2015年度はFAカップで大活躍。FAカップは日本の天皇杯に匹敵するが、高萩は日本人選手として初めてFAカップのMVPに輝いた。

日本人選手が韓国サッカー界の公式大会でMVPに輝くのは史上初のことだった。

また、2016年はFCソウルの“中盤の要”として大活躍。FCソウルの4年ぶりの王座に大貢献した。

サポーターからも絶大な支持を集め、韓国では「パス・マスター」と呼ばれた。

kリーグ通算成績は、46試合3得点。

和田倫季(仁川ユナイテッド、光州FC、ソウルイーランドFC/2015~2017年)

(写真提供=FA photos)

ヴィッセル神戸を指揮した和田昌裕元監督の次男。

2015年に仁川ユナイテッドでKリーグデビューを果たした。

以降、光州FCに移籍し、2017年途中からはソウルイーランドFCに移籍し、Kリーグ4シーズンで12試合1得点を記録した。

増田誓志(蔚山現代/2013~2014年、2015~2016年)

かつて鹿島アントラーズなどで活躍し、日本代表歴もあるボランチは2013年にKリーグへ。

ボランチとして守備的な動きだけでなく、2列目や最前線へのパスを積極的に仕掛け、“蔚山現代の隠れたMVP”と称された。

2年目はシーズン途中にJリーグの大宮アルディージャにレンタル移籍。

2015年シーズンから再び蔚山現代に戻り、2016年シーズンまでプレーした。Kリーグ通算成績は98試合7得点となっている。

エスクデロ競飛王(FCソウル、蔚山現代/2012~2015年、2018年)

2012年夏にレンタル移籍でFCソウルにやってきたストライカー。

2013年には完全移籍し、文字通りチームの主軸として活躍。2015年2月に中国リーグへと旅立つまで、Kリーグ優勝1回、ACL準優勝1回、FAカップ優勝1回と、チームに栄光をもたらした。

FCソウルでは86試合14得点を記録している。

2018年7月に蔚山現代でKリーグ復帰。6カ月のレンタル移籍ながら13試合3得点を挙げるなど、衰えを知らない決定力を披露した。

島田裕介(江原FC/2012年)

ザスパ草津、サガン鳥栖、徳島ヴォルティスなどを経て、2012年にKリーグの江原FCに。

江原にとってはチーム史上2番目の日本人選手ということで期待を集めたが、23試合1得点しか記録できず、韓国から去っている。

家長昭博(蔚山現代/2012年)

(写真提供=FA photos)

スペイン・リーグのマジョルカで活躍していたが、2012年シーズンにレンタル移籍の形で蔚山現代へ。

Kリーグにとっては久々の日本代表クラスの来韓として注目を集めたが、なかなかリーグに適応できず、シーズン途中にガンバ大阪へと移籍してしまった(現在は川崎フロンターレでプレー)。

Kリーグ通算12試合1得点。

馬場憂太(大田シチズン/2011~2013年)

(写真提供=FA photos)

FC東京、ジェフ市原、モンテディオ山形、東京ヴェルディを経て、2011年7月に大田シチズンに移籍。

序盤はベンチを温めることが多かったが、2012年シーズンから定位置確保。レギュラーとして活躍した。

が、2013年シーズン途中にチームを無断で離れて問題に。結局、大田との契約は解除され、日本に戻った。

Kリーグ通算成績は43試合5得点。

高原直泰(水原三星/2010年)

日本を代表するストライカーとして韓国でも有名だった高原直泰。

韓国ではワールドクラスとの呼び声も高かった。

そんな高原は、2010年7月にレンタル移籍で水原三星に加入。

“韓国のクラシコ”とされるFCソウル対水原三星のスーパーマッチで、Kリーグデビューゴールを含む2得点を挙げてマン・オブ・マッチに輝くなど、わずか数カ月だったが強烈な印象を残した。

Kリーグ通算記録は12試合4得点。

岡山一成(浦項スティーラーズ/2009~2010年)

横浜Fマリノス、大宮アルディージャ、セレッソ大阪、川崎フロンターレ、アビスパ福岡、柏レイソル、ベガルタ仙台を渡り歩いてきた“ジャーニーマン”が、Kリーグにやってきたのは2009年。

その年、浦項スティーラーズはACLを制し、岡山も優勝の歓喜の輪の中にいた。

浦項では2年間プレーし、通算17試合1得点。

大橋正博(江原FC/2009年、2011年)

Jリーグ通算152試合15得点の実績を引っ提げて、2009年に創設されたばかりの江原FCに移籍。2009年は20試合出場4得点だった。

翌年、水戸ホーリーホックに移籍するも、2011年からふたたび江原FCへ。が、4試合0得点に終わった。Kリーグ通算成績は24試合4得点となっている。

戸田和幸(慶南FC/2009年)

2002年ワールドカップで活躍した日本代表MFは、2009年からKリーグでも採用されたアジア枠の選手として韓国へ。

ワールドカップ出場経験のある日本人選手としては、初のKリーグ進出だった。

が、7月に足首を負傷し、通算成績は6試合0得点で終わっている。

前園真聖(安養LG、仁川/2003~2004年)

1994年アジア大会や1996年アトランタ五輪アジア予選などの日韓戦での活躍から、韓国でも知名度抜群だったドリブラー。

元日本代表の肩書を持つ男のKリーグ進出は、日韓両国で話題になった。

1年目は安養LG(現FCソウル)、2年目は仁川ユナイテッドでプレー。仁川で現役生活を終えている。

Kリーグ通算成績は20試合0得点。

海本幸治郎(城南一和/2001~2002年)

(写真提供=FA photos)

ガンバ大阪でプロデビューし、U-21日本代表などにも選出されたハードワーカー。

2001年に日本人初のKリーグ進出選手として、城南一和(現城南FC)の一員となった。

当時の城南はまさにKリーグの常勝軍団で、海本在籍時には2度のKリーグ制覇と2回のカップ戦優勝に輝いている。Kリーグ通算11試合出場0得点。

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