韓国サッカーファンの間で人気を集めるKリーグ公式トレーディングカードが、単なる選手カードから“Kリーグをより楽しめるコンテンツ”に拡張されて今年も発売される。
韓国プロサッカー連盟(以下、連盟)は7月24日より、グローバルスポーツカードブランド企業「パニーニ(PANINI)」と協業した「2025 Kリーグ公式トレーディングカード」を韓国全国で発売する。
Kリーグ公式トレーディングカードは2023年に初めて発売され、アジアのプロスポーツ団体として初のパニーニスポーツカードコレクションとして注目を集めた。これまで累計250万パック以上を販売するなど、韓国国内で絶大な人気を誇っている。
そして、今年のKリーグ公式トレーディングカードは従来と比較して新たな構成を積極的に取り入れ、ファンの収集欲を刺激する。
まず、今回発売されるカードは全222種類で、Kリーグ1の選手を対象にした「ベースカード」と「スペシャルカード」、Kリーグ1の「クラブカード」、Kリーグ1・2全クラブのキャプテンで構成された「キャプテンカード」、全クラブの「マスコットカード」、「ファンアートカード」、「レジェンドカード」などで構成された。
特に、Kリーグ1の選手カードではセシーニャ(大邱FC)やイ・ドンギョン(金泉尚武)、マテウス(FC安養)、チェ・チョルスン(全北現代モータース)など一部選手の直筆サインカードがランダムに含まれており、希少性とコレクション価値を高めている。
新たに登場する「ファンアートカード」は、Kリーグファンとして知られるイラストレーターのBBKei、SUNHO、kkabuktoon、ggoggo.toon、jevandro、クトゥーンなどが制作に参加。当該のカードは2枚揃えると1枚の絵が完成するパズル型デザインとなっており、収集の楽しさを加える。
このほかにも、今季優れた活躍を見せるチョン・ジヌ(全北現代モータース)やチョン・スンウォン(FCソウル)、イ・テソク(浦項スティーラーズ)など現役選手はもちろん、イ・グァヌやキム・ヨングァン、コ・ヨハンなどKリーグを代表するレジェンド選手10人のカードも含まれており、注目を集めている。
「2025 Kリーグ公式トレーディングカード」が特別な理由はこれだけではない。
連盟は今月末にKリーグ公式ボードゲームの発売を控えているが、同ゲームでKリーグ公式トレーディングカードを活用して楽しめるように連携制作されている。「Kリーグ公式トレーディングカード」が単なる収集を超え、二次利用が可能なコンテンツとして世界観を拡張したわけだ。
「2025 Kリーグ公式トレーディングカード」は7月24日より、韓国全国のコンビニエンスストア「CU」で販売され、主な販売店舗はCUの自社コマースアプリ「ポケットCU」を通じて確認できる。
価格は1パック(カード3枚)で1500ウォン、1ボックス(12パック・カード36枚)で1万8000ウォンだ。
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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