かつてサガン鳥栖で背番号10番を着用し、キャプテンとして活躍したMFキム・ミヌ(金民友/35)が韓国Kリーグ2(2部)の水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスに復帰することがわかった。
本サイト提携メディア『OSEN』が報じたところによると、とある韓国サッカー関係者は7月23日、「キム・ミヌが現在所属する蔚山(ウルサン)HD FCを離れ、水原三星に向かうことになった。試合出場に対する強い意志があったキム・ミヌは、水原三星で昇格に挑戦する」と伝えた。
キム・ミヌは1990年2月25日生まれの35歳。2010年に当時J2リーグのサガン鳥栖でプロデビューすると、ルーキーイヤーから背番号10番を背負い、翌2011年にはクラブのJ1リーグ初昇格に貢献。J1初年度の2012年以降も主力として活躍を続け、2016年にはキャプテンも務めた。
ただその後、兵役のため惜しまれつつも2016年限りで鳥栖を退団。鳥栖ではJ1通算161試合20ゴール、J2通算52試合11ゴールを記録した。
以降、2017年より水原三星に加入し、翌2018年には兵役のため軍隊チームの尚州尚武(サンジュ・サンム/現・金泉尚武)に入隊。2019年9月で除隊し、水原三星に復帰して2021年まで在籍した。
そして、2022~2023年は中国スーパーリーグの成都蓉城でプレーし、昨年1月に蔚山HDに加入。蔚山では昨季リーグ戦で19試合2ゴール2アシストを記録したが、今季は22試合消化時点でリーグ戦出場なし。直近のクラブワールドカップでも出場がなく、5月14日のコリアカップ4回戦で途中出場から22分間プレーしたのみだった。Kリーグ1通算成績は171試合出場23ゴール16アシスト。
4季ぶり復帰となる水原三星は、2023年シーズンにKリーグ1最下位でクラブ初の2部降格を喫し、昨季は昇格プレーオフ進出に失敗。今季は悲願の1部復帰に向けて、21試合終了時点で13勝5分3敗の勝ち点44、14チーム中2位と上位を走っている。
『OSEN』によると、キム・ミヌは近日中に移籍手続きを終え、水原三星で新たな挑戦を始める予定だ。
(記事提供=OSEN)
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