香港で“第2の全盛期”謳歌する元ガンバ大阪の韓国人FW…その活躍ぶりがスゴイ!

元ガンバ大阪のキム・スンヨン(35)が、キャリア晩年に香港で第2の全盛期を謳歌している。

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キム・スンヨンは、かつて2011シーズンにガンバ大阪に在籍していた韓国人フォワードだ。

当時はサイドバックやサイドハーフで起用され、リーグ戦で28試合4得点を記録。元韓国代表FWイ・グノ(35・蔚山現代)とともに活躍を披露した。

去る2004年にFCソウルでプロデビューしたキム・スンヨンは、KリーグやJリーグの他にオーストラリアや中国、タイをめぐり、さまざまなリーグを経験した。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)2017シーズン、Kリーグの江原FCで再開したキム・スンヨン(左)とイ・グノ

そして、今年初めにKリーグの仁川ユナイテッドFCとの契約が終了したキム・スンヨンは、新天地に香港プレミアリーグ(1部)“ディフェンディングチャンピオン”の大埔(タイポー)足球会を選んだのだ。

アジア各国のリーグを戦い抜いた経験が活き、キム・スンヨンは香港で再び脚光を浴びているという。

デビュー戦で2ゴール!監督も絶賛

キム・スンヨンは2月25日、菁英盃グループステージ第7戦で香港デビューを飾ると、2ゴールの活躍で勝利に貢献。3月16日の香港FAカップ・ベスト8の南区足球会でも1ゴールし、チームを4-1の大勝に導いた。

新型コロナウイルス感染症の影響でリーグが中断されるまで、キム・スンヨンは、香港の舞台で5試合4ゴール1アシストを記録していた。当然、大埔足球会ファンからも支持を受けている。

大埔足球会の馮凱文ヘッドコーチも「経験豊富なキム・スンヨンの合流で、攻撃陣に多様なオプションが生まれた。アジア諸国さまざまな上位リーグを経験したベテランとして、実力以外に自己管理などでも若手の良い手本になっている」と、満足げな様子だ。

(写真提供=DJマネジメント)現在のキム・スンヨン(写真右)

キム・スンヨンはエージェント会社のDJマネジメントを通じて「新型コロナの事態が早く終息し、すべてが正常に戻ることを祈っている。今は韓国で個人練習をしている」と明かすと、「コンディションを維持し、リーグ再開時にまた良い競技力を香港の舞台で披露したい」と意気込んだ。

リーグ前半を6位で終えた大埔足球会は、去る2月にベテランFWキム・スンヨンの獲得で上昇を図っていた。しかし、香港も新型コロナの余波を受け、3月22日を境にリーグが中断状態にある。

秋春制を志向している香港プレミアリーグは、8月の再開を目論んでいる。

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