韓国プロ野球KBOリーグの5月初めの開幕の可能性が高まっている。新型コロナウイルス感染症の一日の新規感染者数が61日ぶりに一桁台(8人)を記録した中、韓国政府も4月19日、野外スポーツの「無観客試合許容」について触れた。
チョン・セギュン国務総理はこの日、中央安全対策本部会議を開き、「ゴールデンウィークが終わる来月5日まで、現在のソーシャルディスタンス(社会的距離)を置く根幹を維持しながらも、一部制限については緩和する」と発表した。
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続いて「野外スポーツも無観客試合などで危険度を下げることができれば可能だ」と明らかにした。韓国政府の“高強度に社会的距離を置く指針”の緩和に神経を尖らせていた韓国野球委員会(KBO)が、肯定的に受け止めるに値する話だ。
実際、KBOは3月初めから毎週、緊急理事会(代表取締役会議)または実行委員会(団長会議)を開いて開幕延期を決定し、以後、政府指針を基準にして開幕日を議論してきた。
4月21日の緊急理事会で開幕日が決まる可能性が高いが、目標に設定していた5月初めの開幕発表も行われる可能性がある。現在、各球団は5月1日または5月5日を開幕日に設定して、来たるシーズンを準備している。
もちろん5月初めの開幕時、観衆のない無観客試合で行われる可能性もある。各球団のマーケティングチームも無観客試合時に対策を立てている。4月21日、緊急理事会以後、マーケティングチーム長会議を開き、ファンサービスに関する議論に臨む計画だ。
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