女子バレー日本代表監督候補にも挙がった吉原知子氏、新天地は韓国Vリーグに決定!韓国プロスポーツ初の外国人女性監督に

韓国プロスポーツ界に史上初の外国人女性監督が誕生した。その人物は女子バレー日本代表でも活躍した名将だ。

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韓国プロバレーVリーグ女子部の興国(フングク)生命ピンクスパイダーズは4月10日、吉原知子(よしはら・ともこ)氏が新監督に就任したことを発表した。

吉原監督は1970年2月4日生まれの55歳。現役時代は日本人初のプロバレーボール選手として海外でプレー経験があるほか、日本国内で所属した4チームすべてで優勝を経験していることから「優勝請負人」と呼ばれた。日本代表としても1992年バルセロナ五輪、1996年アトランタ五輪、2004年アテネ五輪などを経験している。

指導者としては2015年から2024年までの9シーズンにわたり、日本Vリーグの名門・JTマーヴェラス(現・大阪マーヴェラス)を率い、Vリーグ2連覇、黒鷲旗優勝2回、皇后杯優勝1回など優れた成績を収めた。2015-2016シーズンにはチームを1部昇格を導き、2023-2024シーズンにはレギュラーラウンド全勝という快挙を成し遂げた。

JTマーヴェラスを退任後は女子バレー日本代表新監督の有力候補にも挙げられていたが、最終的な新天地は韓国となった。

丹山禎昭アシスタントコーチも入閣

興国生命では、2023年2月からチームを率いたイタリア人のマルチェロ・アボンダンツァ監督が、Vリーグ統合優勝(レギュラーラウンド、チャンピオン決定戦ともに優勝)を果たした2024-2025シーズン限りで退任となっていた。

また、チームでは元女子バレー韓国代表で絶対的エースのキム・ヨンギョン(37)が同年シーズンを最後に現役を引退した。

そんななかでの吉原監督就任について、興国生命は「キム・ヨンギョンの引退後、新たなチームカラーの構築と世代交代を通じた戦力の再編が必要なタイミングだ」とし、「豊富な指導歴とコミュニケーション能力を備えた吉原監督が、チームの飛躍を導く適任者と判断した」と説明している。

吉原知子
(写真=興国生命ピンクスパイダーズ)吉原知子新監督

吉原監督とともに、ヘッドコーチに丹山禎昭(たんやま・よしあき)氏が就任することも発表された。丹山氏はJTマーヴェラスで吉原監督と長年ともにし、チームの戦術や組織力の強化に貢献してきた人物だ。

また、選手たちの体系的なコンディション管理や負傷防止のために、日本人の専門トレーナーの招へいも積極的に検討されている。

なお、興国生命では2010~2011年に番平守(ばんだいら・まもる)氏、韓国Vリーグ全体では2023~2025年に男子部のOK貯蓄銀行・ウトメンで荻野正二(おぎの・まさじ)氏と、過去にも日本人監督が指揮を執ったことがある。

ただ、今回の吉原監督が韓国Vリーグ、ひいては韓国プロスポーツにおいて史上初の女性外国人監督となった。

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