ロサンゼルス・ドジャース傘下マイナーでプレーするキム・ヘソン(26)が、ついにメジャー昇格の知らせを受けたのではないか――。そんな“意味深”な場面がアメリカ現地で注目を集めている。
アメリカメディア『スポーツ・イラストレイテッド』は4月7日(日本時間)、SNS上で投稿されたドジャース傘下マイナーAAAのオクラホマシティ・コメッツのダグアウト映像を紹介し、キム・ヘソンのメジャー昇格の可能性を慎重に展望した。
映像には、キム・ヘソンがコメッツの監督と抱擁し、チームメイトと握手を交わす様子が映っている。メジャー昇格を伝えられた選手と、彼を祝福する監督と同僚たちという構図にも見える。
そのうえで、同メディアは「キム・ヘソンがメジャーに昇格すれば、ドジャースは二塁手のトミー・エドマンを外野に回し、キム・ヘソンを内野に配置できる」と具体的な起用策にも言及していた。
現在、ドジャースは主力の不振が続いている。外野手アンディ・パヘス(24)は打率0.118と深刻なスランプに陥り、エンリケ・ヘルナンデス(33)は打率0.103、ミゲル・ロハス(36)は打率0.105と、内野手のバックアップ陣も期待に応えられていない。
キム・ヘソンはオープン戦こそ打撃面で苦しみ、開幕メジャー入りを逃したが、現在はマイナーAAAで感覚を取り戻しつつある。ここまで8試合で打率0.273、6打点、7得点、2盗塁を記録しており、直近5試合連続安打としている。
そんななか、ダグアウトで捉えられた“監督との抱擁”と“チームメイトとの握手”にアメリカ現地では「キム・ヘソンがメジャー進出を目前としている」との見解が広がっており、「あとは球団の公式発表を待つだけ」という雰囲気が漂っている。
はたしてキム・ヘソンは念願のメジャー昇格を果たし、大谷翔平(30)らとともにプレーすることになるのか。今後の情報を楽しみに待ちたい。
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