「非常事態だ」Jリーグ初の新型コロナ感染者発覚を韓国メディアはどう伝えたのか

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Jリーグで初めて新型コロナウイルス感染症の感染者が確認された。日本サッカー界に衝撃が走ったこのニュースは、韓国でも報じられている。

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3月30日、ヴィッセル神戸は酒井高徳(29)に新型コロナの陽性反応が出たことを発表した。

酒井は去る25日夜中に体調不良を訴えると、兵庫県内の病院で一度は急性上気道炎を診断。しかし、その後軽度の頭痛やにおいを感じないといった症状が現れ、PCR検査を実施したところ、30日17時に新型コロナの陽性判定が確認された。

日本プロ野球に次いでJリーグでも感染者が発覚された事態に、韓国では「酒井高徳、陽性反応…日本のJリーグも非常事態」(総合ニュースメディア『デイリーアン』)、「大変なことになった日本スポーツ界、野球に次いでJリーガーにも新型コロナ感染者が」(ネットメディア『スポーツ韓国』)と、複数のメディアが今回の一件を報じている。

2月19日のACL水原三星戦にも出場していた酒井高徳(写真右から2番目)

なかでも、「のんびりしていた日本、野球に続いてサッカーでも新型コロナ感染者確認」と見出しを打ったネットメディア『ノーカットニュース』は「新型コロナで東京五輪を延期した日本。結局、感染者が続々と発覚している」と書き出し、以下のように伝えている。

「日本では、2020年東京五輪の開催延期が確定する前まで少なかった新型コロナ感染者が、延期決定以降に続々と出てきている。そういった点からも、プロスポーツの開幕または再開は遅れる見通しだ」

Jリーグは、3月25日の臨時実行委員会でJ1リーグ戦の再開を5月9日に延ばすことで合意していた。しかし、Jリーグ内部での感染者の確認で、その見通しにも暗雲が漂っている。

韓国メディアも、今回の件と合わせてJリーグ再開日について触れている。ネットメディア『NEWSIS』は「5月9日のリーグ再開を目標にしていたJリーグの歩みに赤信号が灯った。さらなる感染者が確認された場合は、5月の開催が難しくなる可能性もある」と報じた。

Kリーグでは感染者がまだ出ていないが…

韓国プロサッカーのKリーグでは、選手やクラブ関係者内で新型コロナ感染者がまだ確認されていない。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)Kリーグでは運営方式に関する討議も続いている

2月29日に予定されていた新シーズンの開幕日は再三延期となり、3月30日のクラブ代表者会議でも「現時点でシーズン開幕時期を定めることは困難」とされ、未だに開幕のメドが立っていない。先ずは新型コロナ感染者を出さないことが最重要事項であり、事態の終息が見えない限り開幕日は決められないというのが、Kリーグ全体の認識だ。

とはいえ、酒井本人も「本当にどこに潜んでいるかわからない」と言うように、いくら最大限の注意を払ったとしても、新型コロナに感染するリスクはゼロではない。「Jリーグ発の新型コロナ感染者のニュースに慎重なKリーグ」(一般紙『中央日報』)と報じる韓国メディアもある。

Kリーグも隣国の事態を“明日は我が身”と考え、より一層緊張感を高めていることだろう。

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