来季より米国女子ツアーでプレーする韓国女子ゴルファー、ユン・イナ(22)が新たなスポンサー社と契約を結んだ。
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ユン・イナは1月13日、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)のルナ・ミエーレでHMGグループ系列の総合資産運用企業「CONSUS資産運用」と資産管理パートナーシップを締結し、スポンサー協約式を開いた。
同式にはユン・イナのほか、「CONSUS資産運用」のキム・ヨンス代表、ユン・イナのマネジメントを務めるマネジメント会社セマ・スポーツマーケティングのイ・ソンファン代表などが参加した。
「CONSUS資産運用」は今回の協約締結を通じて、今後2年間、ユン・イナを後援する。ユン・イナは、上着の右襟部分と左背中部分に同社のロゴが入ったゴルフウェアを着用して大会に出場する予定だ。
また、同社はユン・イナとファンド商品の広報及び新商品のプロモーションなど、共同でマーケティングを行う。また、ユン・イナの資産管理プログラムも開発し、長期的な資産管理を支援することも決定した。
ユン・イナは協約締結に際し、「世界の舞台に新たに挑戦するこのタイミングで、資産運用の名家であるCONSUS資産運用とともにすることができてとても嬉しい。心強い金融専門家のサポートのおかげで、今後さらに大会だけに集中できるだろう。必ず良い成績で応えたい」と意気込みを伝えた。
CONSUS資産運用のキム・ヨンス代表は、「検証された資産運用能力を基に投資領域を広げていくCONSUS資産運用と、世界の舞台に挑戦し、韓国女子ゴルフの地位を高めようとするユン・イナのイメージがよく合うと判断し、後援を始めることになった。ユン・イナが米国女子ツアーの舞台で最上の競技力を発揮できるよう、全面的なサポートを惜しまない」と伝えた。
◇ユン・イナ プロフィール
2003年5月2日生まれ。韓国・ソウル出身。小学5年生から本格的にゴルフを開始。アマチュア時代は国家代表に選ばれた経験もあるほか、2019年の「韓国女子アマチュアゴルフ選手権」では大会史上4人目の“中学生王者”に輝き、2021年に正式にプロ転向。ところが、2022年6月の「DBグループ・第36回韓国女子オープン・ゴルフ選手権大会」で“誤球プレー”を犯すルール違反をすると、この事実を大会後1カ月間明らかにしなかったことで、韓国ゴルフ協会、韓国女子プロゴルフ協会から3年間の出場停止処分が下された。ただ、出場停止期間の社会奉仕活動やファンによる3500件近い嘆願によって、処分期間が「3年」から「1年6カ月」に減免し、2024年シーズンより韓国女子ツアー復帰。同年は大賞(年間MVP)、賞金女王、平均ストローク賞の個人三冠を達成した。2024年12月に行われたQシリーズ(最終予選会)を8位で通過し、2025年シーズンより米国女子ツアーでプレー予定。
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