リュ・ヒョンジンや山口らが春季キャンプ地に残留…「行き場を無くした」と球団社長明かす

新型コロナウイルス感染症の影響で、トロント・ブルージェイズ所属のリュ・ヒョンジン(32)、山口俊(32)、元阪神のラファエル・ドリス(32)ら3人の投手が、春季キャンプ地のフロリダに残らざるを得なくなっている。

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3月23日(日本時間)、球団社長のマーク・シャパイロ氏は『AP通信』を通じて「3人の選手が行き場を無くしキャンプ地にとどまっている。現在は、彼らがブルージェイズのトレーニング施設を唯一利用している」と明かした。

リュ・ヒョンジンは妊娠中の妻も一緒にいることが確認されている。

リュ・ヒョンジン(写真左)と山口俊

新型コロナの感染拡大を受け、カナダは外国人の入国禁止を発表した。そのため、リュ・ヒョンジンら3人の選手はキャンプ地のフロリダからトロントに戻ることが出来なくなっているのだ。

滞在中のフロリダでは、ダニーデンのTDボールパークを利用できるためトレーニングは行うことができる。しかし、傘下のマイナーリーグの選手たちは施設を利用できずにいる。

シャパイロ氏は、「大多数の選手がまともにトレーニングを出来ておらず、ただちに試合をこなせるようなコンディションにない。シーズン開幕のためには4週間のトレーニングとオープン戦の期間が必要だ」と意見を述べた。

新型コロナに伴いカナダ政府が設けた外国人の入国禁止措置が、ブルージェイズでプレーする外国人メジャーリーガーたちにも影響を及ぼしているようだ。

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