「奇跡よりも奇跡」夏の甲子園優勝の京都国際、“韓国版の沢村賞”主管の事業会から横断幕など授与

2024年11月25日 スポーツ一般 #野球

“韓国版の沢村賞”を主管する記念事業会が、夏の甲子園で優勝した京都国際高校を訪問した。

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“韓国版の沢村賞”こと「チェ・ドンウォン賞」を主管するチェ・ドンウォン賞記念事業会は、去る11月11日に行った「第11回BNK釜山銀行チェ・ドンウォン賞」授賞式で「不屈の英雄賞」を受賞した京都国際高等学校を同月22日にカン・ジンス事務総長が訪問し、賞牌と全校生に配る「チェ・ドンウォン記念球200個」及び「京都国際高校頑張れ!」と韓国語で書かれた横断幕を伝達した。

賞牌、記念球、横断幕を受け取った京都国際高校のペク・スンファン校長は、賞牌と横断幕を学生たちが最も多く通る1階の廊下に展示した。学生たちは自校を応援する横断幕を見て、胸が熱くなる感動を受けたという。

横断幕には、チェ・ドンウォンさんの母キム・ジョンジャさんをはじめ、釜山(プサン)市教育監のハ・ユンス氏、検事のイム・ウンジョン氏、元プロ野球選手のキム・ヨンチョル氏のほか、慶南(キョンナム)高校、徳寿(トクス)高校、チェ・ドンウォン幼少年野球団、海雲台(ヘウンデ)リトル野球団など、約100人による「京都国際高校頑張れ」という文章がぎっしりと書かれていた。

チェ・ドンウォン賞記念事業会
(写真=チェ・ドンウォン賞記念事業会)
チェ・ドンウォン賞記念事業会
(写真=チェ・ドンウォン賞記念事業会)

これに対するお礼として、京都国際高校も自分たちを励ましてくれたキム・ジョンジャさん、慶南高校、徳寿高校、チェ・ドンウォン幼少年野球団、海雲台リトル野球団に対し、それぞれ京都国際高校の学生たちの心が込められたメッセージを横断幕に書き、今後、ペク・スンファン校長が釜山を訪問した際、チェ・ドンウォン記念事業会に渡す予定だ。

チェ・ドンウォン記念事業会のカン・ジンス事務総長は、「韓国野球の英雄チェ・ドンウォン選手の不屈の闘魂、献身、犠牲、挑戦の精神を広く知らせるために設立された記念事業会が、韓日間の民間文化使節団の役割を十分に果たしたようで、大きなやりがいを感じる」と話した。

チェ・ドンウォン賞記念事業会
(写真=チェ・ドンウォン賞記念事業会)

韓国球界のレジェンド投手チェ・ドンウォンさんのような“闘魂精神”を最もよく実現した団体を表彰する「不屈の英雄賞」。京都国際高校は全校生徒160人程度と小規模でありながら、日本全国の約4000校のなかから“夏の甲子園”こと「第106回全国高等学校野球選手権大会」で優勝を成し遂げ、試合後には韓国語で書かれた校歌を歌い、多くの韓国国民を感動させた。

チェ・ドンウォン記念事業会は「学生、指導者だけでなく、一般学生、教職員、保護者、在日コリアンコミュニティなどの全幅的な支援と献身がなければ、甲子園優勝は絶対になされなかったことだ」とし、“奇跡よりもさらに奇跡”な快挙を達成した京都国際高校を満場一致で「不屈の英雄賞」受賞者に選定したことを明らかにした。

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