欧州リーグとは異なるKリーグ。新型コロナ“感染者ゼロ”の秘訣は?

この案には、他チームとの練習試合開催の自制(独自の紅白戦勧告)、試合および練習中にペットボトルやタオルなどを他選手との共同使用を禁止、使い捨て用品(絆創膏、包帯など)の使用後、直ちにゴミ箱に廃棄するなど、比較的詳細かつ状況別のガイドラインが示されている。

何よりも各クラブの努力も大きく貢献している。

やむを得ず団体生活をしているKリーグのチームは、クラブハウスなどで寝泊まりしながら移動を最小限に止めている。

また1日に2回以上、すべての選手とコーチングスタッフが発熱チェックを行っている。極めて小さな健康上の変化にも素早く対処し、新型コロナウイルス拡散防止に努めている。

感染者が多数発生した大邱(テグ)地域で生活している大邱FCの場合、選手団が1カ月間も外部生活ができないでいる。

大邱FCの関係者は「新型コロナ感染拡大の防止のため、みんなが努力すべき時期だ。我々の選手団も新型コロナ危機克服のために、社会的距離を置いている」と明らかにした。

光州FCの場合、選手の宿舎で1週間に3回、防疫作業を実施している。

光州FCの関係者は「競技力の維持も重要だが、最も重要なのは選手団の健康を守り、新型コロナウイルスの脅威から1日も早く抜け出すことだ。我々だけでなく、すべてのクラブが徹底的に備えている」と明らかにした。

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