全世界を恐怖に追い込んでいる新型コロナウイルス感染症によって、2020東京五輪の男子サッカー組み合わせ抽選が延期される見通しだ。
東京五輪の男子サッカーは、本大会出場16カ国のうち14カ国が決まった。
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開催国の日本を筆頭に、各大陸別の予選を勝ち上がったフランス、ドイツ、ルーマニア、スペイン(以上、欧州)、ニュージーランド(オセアニア)、エジプト、コートジボワール、南アフリカ共和国(以上、アフリカ)、オーストラリア、サウジアラビア、韓国(以上、アジア)、アルゼンチン、ブラジル(以上、南米)などが、東京行きのチケットを手に入れた。
最後の本大会2カ国を選ぶ北中米予選は当初、3月20日から4月1日までメキシコで開かれる予定だった。
アメリカ、カナダ、コスタリカなど北中米8カ国が参加する予選は、4カ国ずつ2組でグループリーグを繰り広げ、各組1位・2位がベスト4入りし、クロストーナメントでオリンピック出場国を決める方式だ。
しかし新型コロナウイルス事態を受けて最近、同予選が少なくとも1カ月以上、延期することが確定した。新しい日程は追って発表される予定だ。
東京五輪の男女サッカー本大会の組み合わせ抽選会は来月4月20日、東京のNHKホールで開催される予定だ。しかし組み合わせ抽選会までに本大会出場国が決まらないとみられ、延期が避けられない。
日本政府や組織委員会は、大会延期や中止論を警戒している。
そのため、本大会の出場国が決まっていない状況でも、組み合わせ抽選会を強行する可能性もある。組み合わせ抽選会が延期されれば、大会に支障を来たすという見通しが浮上しかねないからだ。
しかし、4年に1度開かれるオリンピック本大会の組み合わせ抽選会を変則的に実施した場合、大会のイメージに悪影響も及ぼしかねない。
いずれにしても、U-23韓国代表を率いるキム・ハクボム監督の東京五輪への道は順調ではなさそうだ。
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