財団法人Kリーグアシスト、韓国プロサッカー連盟(以下、連盟)、Kリーグ公式スポンサーのHD現代オイルバンクによる1対1メンタリングプログラム「Kリーグドリームアシスト」第5期が、10月18日から21日にかけて、日本・東京都で3泊4日のサッカーキャンプを行った。
「Kリーグドリームアシスト」は、元・現役Kリーグ及びWKリーグの選手たちがプロサッカー選手を夢見るユース年代の選手を対象に、1年間通して1対1のメンタリングを行うプログラムで、2020年の発足から今年で5年目を迎える。
HD現代オイルバンクと連盟がメンタリングプログラムの全般を支援し、アディダスがサッカー用品を後援する。
今回の日本サッカーキャンプは、メンティーたちが海外のサッカー文化を実際に体験しながら多様な経験を積み、これを通じて動機付けを高めるために企画された。
今回のキャンプにはチョ・ウォニ、イ・ユンピョ、キム・ジョンビンのメンター3人とメンティー13人が参加したなか、東京都小平市を本拠地とするFC GABEのユース選手たちと親善試合を行ったほか、J1リーグの川崎フロンターレ対ガンバ大阪、柏レイソル対町田ゼルビアの試合観戦、特別メンターサッカーレッスンなどを行った。
特に、今回のサッカーキャンプでは元韓国代表で、Kリーグの浦項(ポハン)スティーラーズや城南一和天馬(ソンナム・イルファ・チョンマ/現・城南FC)、水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスなどでプレーした川崎FのGKチョン・ソンリョンが現地で一緒にプレーし、プログラムに特別感を加えた。
チョン・ソンリョンは自身が主力GKとして活躍する川崎Fの試合にメンティーを招待しただけでなく、メンティーのためのサッカーレッスンやさまざまなプレゼント、サッカーアドバイスの提供など、物心両面で今回のサッカーキャンプをサポートした。
メンタリングを終えた後、チョン・ソンリョンは「Kリーグドリームアシスト第5期の選手たちが、遠い日本まで来て応援をしてくれてありがたかったし、一緒にサッカーもできて嬉しかった。これからメンティーたちがメンターたちからよく学び、今回のサッカーキャンプでそうだったように、楽しい気持ちで楽しんでサッカーをしてほしい」と伝えた。
「Kリーグドリームアシスト」で第1期からメンターとして活動するイ・ユンピョは、「今回のサッカーキャンプはメンティーだけでなく、メンターにも意味がある楽しい時間だった。今回のキャンプに参加してくださったすべての関係者の方々に感謝する」と伝えた。
今回のサッカーキャンプに参加したメンティーのキム・シフンさんは、「海外に出たのが初めてなので、今回のサッカーキャンプがとても楽しみでしたが、海外のチームと試合をしてJ1リーグの試合も観戦するなど、とても満足しました。大切な経験をさせていただいた関係者の方々に感謝いたします」と感想を述べた。
なお、「Kリーグドリームアシスト」は第1期から第5期まで、計87人の有望株のサッカー選手にメンタリングを提供してきた。
これを通じてメンティーがKリーグチームの傘下ユースに入団したり、世代別代表に選出されたりするなど、着実に成果を挙げている。
今年実施中の「Kリーグドリームアシスト」第5期では、チョ・ウォニ代表メンターをはじめ、キム・ホナム、クォン・スンヒョン、キム・ヨンデなどメンター25人とメンティー26人がともにしており、12月に修了式を行う予定だ。
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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