パリ五輪の“もぐもぐタイム”から実現!? 韓国卓球選手が「おにぎり」「バナナ」1600個を寄付したワケ

2024年09月25日 スポーツ一般 #卓球

パリ五輪で早田ひな(24)らと対戦した韓国の卓球女子選手、シン・ユビンが“おにぎり”や“バナナ”などを児童養護施設と特殊学校に寄付した。

【写真】「お母さんのおにぎりとバナナ」シン・ユビン、可愛すぎる“もぐもぐタイム”

韓国流通大手のGSリテールは9月23日、シン・ユビンと共同で京畿道(キョンギド)水原(スウォン)市の児童養護施設「夢を育てる家」に600個、特殊教育機関「慈恵学校」に1000個と、合計1600個の「シン・ユビンのおやつタイム」を寄付したことを発表した。

「シン・ユビンのおやつタイム」とは、GSリテールが運営するコンビニエンスストア「GS25」で販売されているシン・ユビンとのコラボ商品だ。

パリ五輪の休憩中におにぎりやバナナを食べるシン・ユビンの“もぐもぐタイム”に着眼した商品で、おにぎり2種類(チキンエッグマヨ味、半熟バター醤油味)やカップデリ(小容量のおかず/しっとりした半熟卵、バルサミコカプレーゼ)、バナナ2種類(デルモンテ・クラシック、ドール・スウィーティオ)などで構成されている。

GSリテール関係者によると、同商品はシン・ユビンの人気もあって累積販売数80万個を突破しているという。

今回の寄付先2カ所はシン・ユビン自ら選んだという。水原市はシン・ユビンの故郷でもある。

特に、「夢を育てる家」はシン・ユビンが中学卒業後に大韓航空女子卓球団に入団した際、初月給として受け取った600万ウォン(日本円=約64万円)相当の運動靴53足を2020年8月に寄付するなど、“寄付の縁”を結んだ場所として知られている。

シン・ユビン
(写真提供=OSEN)シン・ユビン

そんなシン・ユビンの“善行”は今回に限った話ではない。

2021年8月には水原市の亜州(アジュ)大学病院の児童・青少年患者のために広告収益金8000万ウォン(約863万円)を寄付したほか、昨年5月には世界選手権銀メダルによってチームから受け取った報奨金1000万ウォン(約107万円)をワールドビジョンに寄付。同寄付金は“生理の貧困”に置かれた若者女性のための衛生キット支援に使用された。

また、同年10月には独居老人の世話をする水原氏の老人福祉館に2000万ウォン(約215万円)を寄付。今夏のパリ五輪終了後には、食品メーカーBinggrae(ビングレ)の人気商品「バナナ味牛乳」のモデル就任に際し、モデル料のうち1億ウォン(約1096万円)を韓国小学校卓球連盟に寄付していた。

◇シン・ユビン プロフィール

2004年7月5日生まれ。韓国・水原市出身。身長169cm。大韓民国の女子卓球選手。韓国では大韓航空女子卓球団、日本では九州アスティーダに所属。幼少期より“卓球の神童”として注目を集め、2019年に史上最年少で代表入り。2021年東京五輪では韓国卓球の史上最年少五輪出場記録を更新したが、女子シングルスでベスト32敗退、女子団体で準々決勝敗退に終わり、メダル獲得に失敗。2023年杭州アジア大会で金メダル1個、銅メダル3個を獲得。2024年パリ五輪の混合ダブルスと女子団体で銅メダルを獲得し、韓国卓球に2012年ロンドン五輪以来12年ぶりの五輪メダルをもたらした。BTSのファンで知られ、推しメンバーはV。

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