新型コロナでワールドカップ予選の延期が濃厚…韓国代表には“プラス効果”も

全世界を恐怖に追い込んでいる新型コロナウイルスによって、スポーツ界も凍りついた。

韓国サッカーの場合、Kリーグが開幕を延期し、国家対抗戦も続々とキャンセルや延期が確定している。

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3月のAマッチ期間に行われる予定だった2022年カタールW杯アジア2次予選も、延期が確実視されている。

去る3月2日にマレーシア・クアラルンプールのアジアサッカー連盟(AFC)本部で開かれた緊急会議に出席した東アジア地域の関係者は、ひとまず3月のワールドカップ予選を延期する方向で意見を集めた。

西アジア地域、国際サッカー連盟(FIFA)との議論は残っているが、3月にワールドカップ予選を実施しないのは、ほぼ確定的だ。

スポーツ界が新型コロナの脅威によって、正常な動きを見せていない。心苦しい状況だが、それでも韓国サッカーには慰めもある。

延期されればソン・フンミンの回復期間に

3月のワールドカップ予選が延期されることで、韓国代表のキャプテン、ソン・フンミン(トッテナム)が十分にリハビリする時間を得ることになるからだ。

(写真提供=韓国サッカー協会)ソン・フンミン

ソン・フンミンは去る2月16日、アストン・ヴィラとのプレミアリーグの試合で右腕を負傷。精密検査の結果、骨折していたことがわかり、韓国で手術台に上がった。韓国で1週間の治療を受けたソン・フンミンは、先週末にイギリスに向かって、本格的なリハビリを開始した。

ソン・フンミンの復帰は2カ月後と予想されている。3年前に同じく右腕を骨折したときも、2カ月で復帰戦を行ったことがある。所属チームのトッテナムは、ソン・フンミンがシーズン終了前に復帰することを期待している様子だ。

韓国代表チームも同じだ。予定通り3月にAマッチ2連戦が行われた場合、リハビリ中のソン・フンミンは出場が難しかった。対戦相手が韓国より格下といえるトルクメニスタンとスリランカであったとしても、代表チームにおけるソン・フンミンの存在感は計り知れないため、懸念も少なくなかった。

しかしワールドカップ予選が電撃的に延期されると見られており、韓国代表としても一息つけることになった。

ワールドカップ予選は6月のAマッチ期間から再開されると予想されており、そうなればソン・フンミンの出場にも問題がない。

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