スペインはラ・リーガのマジョルカで、“日韓デュオ”が呼吸を合わせることになった。
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新たな移籍先を探していた元韓国代表のキ・ソンヨンは去る2月25日(日本時間)、マジョルカに入団した。
イングランド・プレミアリーグで9年間プレーしたキ・ソンヨンは、スペインの舞台で新たな挑戦をすることになった。
キ・ソンヨンのマジョルカ入団ニュースが伝えられ、もう1人のアジア選手が頻繁に言及されている。同じ釜の飯を食べることになった日本代表の久保建英だ。
31歳のキ・ソンヨンと今年19歳になる久保には、12歳の差がある。キ・ソンヨンは韓国代表キャプテンを務め、センチュリークラブ(Aマッチ100試合出場)に加入するほど多くの経験を持つベテランMFだ。
一方の久保は、バルセロナのユースで活動しながら、“日本サッカーの未来”という評価を受け、16歳でJリーグのFC東京に入団した。彼は昨年の夏、スペインの名門レアル・マドリードに電撃移籍し、マジョルカにレンタルされた。
キ・ソンヨンと久保の日韓デュオは、早々に解消される可能性がある。
フリーの身分で新チームを求めたキ・ソンヨンは、シーズン終了までの約3カ月間の短期契約を結んでおり、久保も今季までレンタルの身分でプレーする予定だからだ。
それでも今シーズンの残りの期間、2人がどんな姿を見せるかは、彼らの今後に大きな影響を与えることになるだろう。
キ・ソンヨンはマジョルカでのプレーを通じて契約延長、もしくは欧州のクラブで選手生活を続けることができる足場を用意しなければならない。久保はスペイン1部リーグへの適応を見せることで、トップリーグでも競争力があることを証明しなければならない。
2人は2月26日のトレーニングで、一緒にランニングをしながら言葉を交わす姿を見せている。アジア出身という共通分母があるだけに、お互いへの期待もある。
キ・ソンヨンは久保について「とても才能のある選手だ。ピッチで一緒にプレーして、チームの発展に貢献したい」と述べた。
また久保は最近の記者会見で、「キ・ソンヨンとランニングしながら英語で会話を交わした。他のチームメイトと同じように、風が強く吹くという話をしたし、互いに知っている人がいて、それについて話をした」と伝えた。
キ・ソンヨンと久保が同じピッチに立ってプレーする姿は、すぐにでも見ることになると思われる。キ・ソンヨンは入団してすぐチーム練習に合流し、コンディションに問題がないことをアピールした。
キ・ソンヨンは来る3月2日、ホームで行われるヘタフェとの試合でラ・リーガデビューを狙う。
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