韓国代表ソン・フンミン、代表戦翌日に裁判出廷 “妊娠暴露”めぐる恐喝被害事件で証言し米帰国

年内最後の国際Aマッチを終えた韓国代表FWソン・フンミン(ロサンゼルスFC)が、アメリカへ帰る前に裁判に出廷していたことがわかった。

【写真】日本で愛された元Jリーガー、性行為撮影“有罪”で「準・永久追放」

ソン・フンミンは11月19日、ソウル中央地裁・刑事20単独(イム・ジョンビン判事)で開かれた20代女性ヤン氏の恐喝および恐喝未遂事件の公判に、証人として出廷した。

審理は非公開で進められ、およそ50分で終了した。裁判所はソン・フンミンに対し、ヤン氏の恐喝行為に関する具体的な経緯を陳述させたものとみられる。

ヤン氏は昨年6月、ソン・フンミンに胎児のエコー写真を送りつけて「ソン・フンミンの子どもを妊娠した事実を暴露する」と脅迫し、3億ウォン(日本円=約3177万円)を恐喝した疑いがある。

また、恋人関係となった40代男性ヨン氏とともに、今年3~5月には「妊娠と中絶の事実をメディアや(ソン・フンミンの)家族に暴露する」と再び脅し、7000万ウォン(約741万円)を追加で要求し、未遂に終わった疑いもある。

ソン・フンミン
(写真提供=OSEN)ソン・フンミン

その後、検察は6月にヤン氏とヨン氏を拘束起訴し、ヤン氏は7月に行われた初公判で容疑の一部を否認した。調査の結果、当初ヤン氏はソン・フンミンではない別の男性に妊娠を知らせ金品を要求しようとしていたが、反応がなかったため、ソン・フンミンに標的を変えたことが判明している。

裁判所は現在、ヤン氏とヨン氏の審理を分離して進めている。またこの日の証人尋問では、ソン・フンミンが陳述する間にヤン氏を別室に移動、分離させたことも伝えられた。

11月の国際Aマッチは14日のボリビア戦、18日のガーナ戦いずれも出場し、ボリビア戦で直接フリーキックから得点する活躍も披露したソン・フンミン。今後は所属するロサンゼルスFCに復帰し、来る23日に予定されているバンクーバー・ホワイトキャップスとのMLSカップ・プレーオフ準々決勝への準備を進める。

◇ソン・フンミン プロフィール

1992年7月8日生まれ。韓国・江原道出身。身長183cm。サッカー大韓民国代表キャプテン。小学校と中学校ではサッカー部に所属せず、韓国代表経験のある父ソン・ウンジョン氏から直接指導を受けた。2010年にドイツのハンブルガーSVでプロデビューし、バイエル・レバークーゼンを経て2015年にイングランドのトッテナムへ移籍。2021-2022シーズンにアジア人初のプレミアリーグ得点王を受賞。2025年夏で10年在籍したトッテナムを退団し、同年8月7日に米メジャーリーグサッカーのロサンゼルスFCに加入。愛称は「Sonny(ソニー)」。

【写真】日本で愛された元Jリーガー、性行為撮影“有罪”で「準・永久追放」

【写真】“性病状態”で女性と行為→感染→出場停止の韓国人選手

【写真】ソン・フンミン、大谷登板試合で始球式に登場!

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集