AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出を決めたアル・アインの元韓国代表MFパク・ヨンウ(30)が、“古巣”蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)にエールを送った。
アル・アインは4月24日(日本時間)、敵地キングダム・アリーナで行われたACL準決勝第2戦でアル・ヒラルと対戦。
試合は1-2で敗れたが、ホーム第1戦を4-2で勝利していたアル・アインが2戦合計スコア5-4で決勝進出を果たした。
今回の第2戦では、2017~2023年に蔚山に在籍し、昨夏からアル・アインでプレーするパク・ヨンウが先発フル出場。クリア13回、ヘディングクリア5回、インターセプト3回、ボールリカバリー5回など守備面でチームのファイナル進出に貢献した。
アル・アインは2023-2024シーズンのACLで、グループステージを5勝1敗で首位通過。決勝トーナメントでは1回戦でナサフ・カルシを2戦合計スコア2-1、準々決勝ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(39)ら擁するアル・ナスルを2戦合計スコア4-4、PK戦3-1で撃破。
準決勝では2021年ACL王者のアル・ヒラルも破り、2016年以来7年ぶりの決勝進出を果たした。
そんなアル・アインで、パク・ヨンウはグループ2試合でのベンチ外を除き、準決勝までのACL10試合でフル出場している。
今年1~2月には韓国代表メンバーでアジアカップにも出場した186cmの長身ボランチは試合後、AFC公式インスタグラムで公開された動画で「勝てて嬉しい」とコメント。決勝進出の喜びを隠しきれない様子で、次のように伝えていた。
「決勝で蔚山を待っている。(準決勝で)蔚山が必ず勝ってくれることを願う」
パク・ヨンウの“古巣”蔚山は本日(4月24日)、敵地・横浜国際総合競技場で横浜F・マリノスとのACL準決勝第2戦を戦う。
去る17日のホーム第1戦を1-0で勝利した蔚山は、最後に優勝した2020年以来4年ぶりの決勝進出を目指している。
果たしてパク・ヨンウら擁するアル・アインと決勝で激突するのは蔚山と横浜FMのどちらか。“東アジアNo.1”を決める戦いは19時キックオフ予定だ。
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