ユルゲン・クリンスマン監督を解任したサッカー韓国代表の後任を決める、新たな戦力強化委員会が発足された。
韓国サッカー協会(KFA)は2月20日、韓国代表の新監督選任作業を担当する国家代表戦力強化委員会の委員長として、チョン・ヘソン大会委員長を選任したことを発表した。
チョン・ヘソン委員長は1958年3月生まれの65歳。過去には2002年日韓W杯でフース・ヒディンク監督体制の韓国代表コーチを務め、チームのベスト4進出に貢献した。
そのほか、2010年南アフリカW杯でもホ・ジョンム監督体制の韓国代表でアシスタントコーチを務め、2017年にはウリ・シュティーリケ監督体制の韓国代表でもアシスタントコーチを担ったが、シュティーリケ監督の解任に伴い6カ月で同職から退いた。
Kリーグでは済州(チェジュ)ユナイテッドや全南(チョンナム)ドラゴンズで監督を務めほか、近年はKFAの審判委員長や大会運営委員長なども歴任した。
チョン・ヘソン委員長は就任に際し、10人の戦力強化委員を新たに選任。翌21日に第1回国家代表戦力強化委員会会議を実施する予定だ。
21日には会議を行った後、就任の感想や代表チームの運営計画を、会議の内容を基にブリーフィングする予定だ。
なお、戦力強化委員には元セレッソ大阪で現・金浦(キムポ)FC監督のコ・ジョンウン氏、セレッソ大阪、サガン鳥栖、ジェフユナイテッド市原・千葉で監督を務め現在は江原(カンウォン)FCを率いるユン・ジョンファン氏、元水戸ホーリーホック、鹿島アントラーズ、ジュビロ磐田で現在は解説者のパク・チュホ氏といったJリーグ経験者が選任。
そのほか、崇実(スンシル)大学監督のパク・ソンベ氏、光州(クァンジュ)FC元アシスタントコーチのソン・ミョンウォン氏、女子サッカーWKリーグの世宗(セジョン)スポーツTOTO監督のユン・ドクヨ氏、聞慶尚武(ムンギョン・サンム)監督のイ・ミヨン氏、元プロサッカー選手でQMIT代表のイ・サンギ氏、ベトナム代表元コーチのイ・ヨンジン氏、韓国プロサッカー連盟技術委員長のチョン・ギョンジュン氏も選任された。
なお、韓国代表は3月21日にホーム、26日にアウェイでタイ代表との北中米W杯アジア2次予選を戦う予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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