サッカー日本代表のDF冨安健洋(25、アーセナル)が、イランに敗れた準々決勝を振り返った。
日本代表は2月3日(日本時間)、エデュケーション・シティ・スタジアムで行われたアジアカップ準々決勝でイラン代表に1-2で敗れた。
この日、冨安はDF板倉滉(26、ボルシア・メンヒェングラートバッハ)とのセンターバックコンビで先発フル出場した。
日本が先制した前半は優位に試合を進めていたが、後半から勢いを強めたイランのロングボール主体の攻撃に苦戦。後半10分に同点弾を許すと、同アディショナルタイムにはペナルティエリア内でCB2人がルーズボールを見合う形となり、相手に拾われたところを板倉が倒してPK献上。これを冷静に決められ、ベスト8敗退となった。
試合後、「本当に残念ですし、勝利に値する試合ではなかったと思います」と振り返った冨安。
後半にイランの攻勢を受けた点については「攻撃陣に対しては2点目を取りに行ってほしいと伝えていましたし、そのなかで前半最初に何本かチャンスがありましたが決めきれず、相手に流れを渡してしまった」とし、「それでもDF陣が耐えなければならなかったですが、耐えることができなかった」と反省を口にした。
それとともに、「良くないときの日本の状況に陥って、それを変えられずに終わってしまった」と、悔しい思いを吐露していた。
なお、日本に勝利したイランは、2月8日にアル・トゥマーマ・スタジアムでカタール代表との準決勝を戦う。
(文=姜 亨起/ピッチコミュニケーションズ)
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