「本当にひどい」「何している?」韓国代表、格下相手の“拙戦”にOBも憤り隠せず「戦術変化がない」【アジア杯】

サッカー韓国代表の“拙戦ぶり”に、2002年日韓W杯などにも出場した元同代表MFイ・チョンス(42)が憤りを見せた。

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ユルゲン・クリンスマン監督率いる韓国代表は1月25日(日本時間)、カタール・アル=ワクラのアル・ジャヌーブ・スタジアムで行われたアジアカップ・グループE第3節でマレーシア代表と対戦し、3-3で引き分けた。

これにより、グループステージを1勝2分の勝ち点5で終えた韓国は、グループ2位で決勝トーナメントに進出した。決勝T1回戦の相手はF組1位のサウジアラビアだ。

“拙戦”にイ・チョンス失望隠さず

“史上最高戦力”と高らかに叫び、64年ぶりのアジア制覇へ果敢に大会に挑んだ韓国だが、FIFAランキングで100位以上もの差があるマレーシアを相手に拙戦を繰り広げた。

ボール支配率は81%と圧倒的な数字を記録し、シュート18本(マレーシア7本)、枠内シュート7本(マレーシア4本)を挙げたものの、結果は3-3の引き分けだった。

クリンスマン監督は最精鋭のメンバー11人を起用しながら、マレーシアを破ることができなかった。

ソン・フンミン
(写真提供=OSEN)落胆するソン・フンミン

試合後、イ・チョンスは自身のYouTubeチャンネル『リ・チュンス』にマレーシア戦のリアクション映像を投稿した。

イ・チョンスは前半21分、FWチョン・ウヨン(24、シュトゥットガルト)のヘディングゴールで韓国が先制すると「ウヨン!」と叫んで大喜びした。

ところが、後半に入り同点に追いつかれると「本当にひどい」「何をしてるんだ」と失望感を隠さず。続けて、前線に2トップを置くクリンスマン監督の戦術を批判した。

実際、指揮官は最前線にFWチョ・ギュソン(25、ミッティラン)とFWソン・フンミン(31、トッテナム)の2トップを起用していた。

イ・チョンスは「2トップではない。最初から違う。最近のサッカーも2トップはほとんど使わない。誰が2トップをやるんだ。自分でも2トップはやらない」と伝えた。

クリンスマン監督は就任以降、今大会で愛用している4-4-2のフォーメーションの代わりに、4-3-3や4-1-4-1を主に使用してきた。

本格的に4-4-2を取り入れたのは、昨年10月に6-0で大勝したベトナム代表戦からだ。その後、4-1で勝利したシンガポール代表戦は4-1-4-1を使用したが、3-0で勝利した中国代表相手には再び4-4-2で臨んでいた。

そして今回、クリンスマン監督はアジアカップのグループステージ全3試合も4-4-2のフォーメーションを敷いていた。

イ・チョンス
(写真=『リ・チュンス』)イ・チョンス

その後、韓国がマレーシアに逆転を許すと、イ・チョンスは「こんな負けている状況なのに、第2節も第3節も戦術変化がない。それが問題なんだよ。選手も決まった人しか使わない。みんな監督を信じていたじゃないか。なぜなら、“アジアカップで優勝する”という話をずっとしていたから。メンバーも歴代で一番良かったから。パフォーマンスが良くなければ、戦術変化でも試みなければならないのに…」と、改善がみられない現所に憤りを示していた。

また、「選手たちも後輩だが、しっかりしなければならない。監督もコーチングスタッフもしっかりしてほしい。これは一体何なんだ」と、チーム全体で変化を促していた。

なお、韓国は来る1月31日、サウジアラビアとの決勝トーナメント1回戦を戦う予定だ。

(記事提供=OSEN)

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