サッカー韓国代表をカタールW杯でベスト16に導いたポルトガル出身のパウロ・ベント監督が、新たにUAE代表を率いることになった。
UAEサッカー協会は7月10日(日本時間)、UAE代表の新指揮官にベント監督が就任したことを発表した。契約期間は3年だ。
ベント監督は2018年8月から昨年12月までの約4年4カ月間、韓国代表を率いた。
単一任期としては史上最長の在任期間を記録し、カタールW杯では韓国代表を3大会ぶり3度目のベスト16に導いた。
カタールW杯後、手腕を評価されて契約延長が期待されていたが、韓国サッカー協会との折り合いがつかなかったため再契約は実現せず、韓国を去ることになった。
そして今回、UAE代表監督として約7カ月ぶりに現場に復帰することになった。代表監督を務めるのは母国ポルトガル、韓国に次いで3カ国目だ。
UAE代表は来年1月に行われるアジアカップで香港、パレスチナ、イランと同じグループCに属しているほか、今年11月から始まる2026年北中米W杯アジア2次予選への出場も控えている。
ベント監督は今回のUAE代表監督就任により、韓国と“敵”として対戦する可能性が浮上した。
ベント監督はUAE代表監督就任に際し、「UAE代表は重要な大会を率いている。既存のUAE代表の情報はもちろん、今後の活動計画もある」とし、「選手たちをより詳しく知ることができるよう努力する。年齢などは関係ない。選手を選抜する基準はパフォーマンスだ。勝利を通じてUAEのファンに喜びをプレゼントしたい」と伝えた。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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