今年1月、北海道日本ハムファイターズにコンサルタントとして復帰したトレイ・ヒルマンが、韓国プロ野球SSGランダースともコンサルタント契約を結んだ。SSGでは球団の国際業務支援を担当する。
SSGは3月22日、「球団の競争力強化のために、トレイ・ヒルマン元監督とコンサルタント契約を締結した」と伝えた。
続いて「韓日米リーグで監督、コーチ、選手、フロントなど、多様な役職で豊富な成功経験を積んできたヒルマンとのコンサルタント契約および協業を通じて、優秀な外国人選手の検証支援、先進リーグの育成技法およびチーム運営ノウハウ伝授、海外人的交流、コーチ・フロント教育など、多様な分野で球団運営の先進化を図りたい」と説明している。
ヒルマンは国際スカウト、選手育成支援、スポーツサイエンス、海外先進リーグ人的ネットワーク構築、教育リーグなど国際業務支援などを行う予定だ。
球団が選定した優秀な外国人選手リストをもとに、選手の実力はもちろん、人間性、チームメイトとの関係、プライバシーなど、試合では確認できない情報を検証するなどの国際スカウト業務を支援する。また、外国人選手たちの韓国野球への適応を助け、成功確率を多角的に分析し、シーズン中に常時面談もするという。
契約を終えたヒルマンは、「もう一度SSGと同じ目標に向かって進むことができて嬉しい。この39年間、プロ野球で体得した知識と人的ネットワークをすべて動員して、今シーズンのSSGランダースの成功に貢献したい」と感想を述べた。
ヒルマンもと監督は2017年シーズン、SSG(当時はSKワイバーンズ)の第6代監督に選任されると、翌年には韓国シリーズ優勝を牽引。以降、2019年にマイアミ・マーリンズでコーチを、2022年には大谷翔平(28)が所属するロサンゼルス・エンゼルスの選手育成理事を務めた。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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