本当に野球韓国代表の実力は“こんなもの”なのか。真の実力をまともに見せられなかったことが痛ましい。
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)3大会連続1次ラウンド敗退。これが韓国の現状だ。しかし、今回は大会に合わせて準備ができていないようだった。
KBO(韓国野球委員会)は早くから2023年大会に的を絞って準備をしてきた。というのも、韓国国内で衰退する一方だった野球人気を蘇らせるには、国際大会での好成績が一番の特効薬になるからだ。
一早く技術委員会を構成し、名将イ・ガンチョル監督を指揮官に抜擢。メジャーリーガーの出場も打診し、韓国初のアメリカ国籍選手トミー・エドマン(27、セントルイス・カージナルス)の参加という結果も得た。
集めうる最高のメンバーで構成し、代表選手たちも「名誉回復」を誓うと覚悟を新たにしたはずだったが、結果は惨憺たるものに。