ここで言及されたホ・ジェ監督とは、かつてバスケットボール韓国代表を率いていた監督の名だ。国際大会の公式記者会見で、中国記者の無礼で挑発的な質問に対して果敢に苦言を呈したことがあることで知られる。
2011年に中国・武漢で開かれたアジアバスケットボール選手権大会、韓国と中国の試合後の記者会見で、中国記者はホ・ジェ監督に試合内容と関係のない「試合前に中国国歌が演奏される時の韓国選手の姿勢」を問題視する質問を突然ぶつけていた。
ホ監督は当時、荒唐無稽な質問を聞いて「何を言っているんだ。あり得ないことを言うな。本当にイライラする」と悪態をつき、記者会見場を出たのだ。
イ・ジョンフは日本人記者の挑発的な質問に、このエピソードを思い出したようだ。「ホ・ジェ監督のようにすべきだったのか」という言葉は、それだけ腹が立ったという意味である。
初強化試合で敗れたものの、イ・ガンチョル監督は「今の投手たちは全体的に(能力が)上がっているし、(打者が)久しぶりに速いボールを打った。変化球もたくさん見た。打者の打球が野手の正面にたくさん行ったが、タイミングが良かったので良い試合を見られた」と話す。
韓国代表は7日、阪神タイガースと最後の強化試合を行う。この試合で勝利を収め、良い流れで大会に臨めるかに注目が集まる。
(記事提供=OSEN)