大谷翔平への“故意死球”発言の韓国投手、日本で初公式練習を終え「2軍の競技場なので心配したが」

コ・ウソクは練習後、取材陣に会って「練習を頑張った。コンディションの回復に集中した」と話した。

それと共に「2軍の競技場なので心配したが、思ったより施設が整っていてコンディションの回復に役立った」と話した。

3月5日、インタビューに応じるコ・ウソク

この1週間、韓国代表はアメリカから韓国、そして日本へと休まず移動した。コ・ウソクは「そんな状況は容易ではないので心配も多かったが、良い結果が出れば思い出になりそうだ。言い訳は通じない。しっかり準備してみる。残りの期間もコンディション回復に集中する」と力を入れて話した。

投手陣のコンディションについても、「すべての投手が各所属チームを代表する良い選手であり、皆コンディションを引き上げると信じている。僕も悪くない。僕はバランスや感覚に大きな異常はない」と付け加えた。

計画通りにトレーニングも順調に進んでいると伝えた。コ・ウソクは「スケジュールについては1月からコーチと一緒に計画したものがあるが、計画通りにうまくいった」と明らかにした。投手陣が苦労していたWBC公認球の適応に関しても、「最近は公認球への適応が終わったのではないかと思う。しかし緊張感のある試合をしたら、まだどうなるかわからない」と話した。

3月5日、大阪・舞洲ベースボールスタジアムで練習する野球韓国代表

所属チームでは抑えの投手として活躍し、昨シーズンは“セーブ王”に輝いたが、韓国代表ではまだ役割が確定していない。コ・ウソクは「マウンドから降りろと言われるまで投げ続けるのが正しいし、交代のサインが出るまで投げる」と話した。そして「役割への欲はない。出ろと言われたとき、自分が引き受けた役割に最善を尽くす」と話した。

勝負の状況で普段と違う準備が必要なのかという質問に、コ・ウソクは「ランナーがいる状況から始めるので、それを考えながらウォーミングアップする。しかしマウンドにはランナーがいないと思って投げる」と答えた。

韓国代表チームはロッカールームと食堂で、他の代表チームの試合を流して予習をしている。コ・ウソクは「主に初戦の相手であるオーストラリアの試合を多く流している。それから日本との韓日戦がある。オーストラリアとの初戦をうまくやってから、次の試合を考える」と話した。

オーストラリア選手に対する印象は、メジャーリーグと似ていると答えた。コ・ウソクは「英語を使う国らしく、アメリカの選手たちとスタイルが似ていた。短期戦でどうなるかわからないが、浮いたボールをたくさん打っていた。スイングが大きいが、また短い打球もたくさん出る。本番でよく見なければならない」と分析した。

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