コ・ウソクは昨季KBOリーグで、プロ入団後最も低い四球比率(9イニング当たり3.12個)と最も高い三振比率(9イニング当たり11.87個)を記録。被安打率(0.173)と防御率(1.48)もキャリアで最も低かった。制球難に苦しんだ過去の“日韓戦”とはまったく違う姿だ。
フォーシームの球速向上はもちろん、150kmを超えるスライダーを駆使し、KBO史上最年少でシーズン40セーブを達成した。
名実ともに国内最高の抑えに浮上したコ・ウソクだが、WBCでは役割を固守するつもりはない。
韓国代表投手陣は今回のWBCで「変則」をテーマに掲げている。先発、中継ぎ、抑えと役割を固定せず、相手に合わせて柔軟な継投策を用いるマウンド運用を計画している。
コ・ウソク自身、「“イ・ガンチョル監督が若い投手たちが前で防ぎ、ベテラン投手が後ろで防ぐ構想をしている”と言う記事を見た。自分が必ずしも抑えではないかもしれないという考えで準備している。自分も変則の一部かもしれない」と言及した。
コ・ウソクは最後に、「“韓日戦”に関心が集中することはよくわかっている。これからは本当に、“韓日戦”で必ず良い思い出を作りたい」とし、「かといって執着しすぎても行けないと思う。心のなかでは復讐を誓うが、頭は冷静であるべきことが答えではないかと思う」と答えを固めた。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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