イ・ドングッは韓国サッカー界のレジェンドだ。韓国代表として国際Aマッチ105試合に出場し、33ゴールを記録。Kリーグでも通算548試合に出場し、歴代最多となる228ゴールを記録した。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも横浜F・マリノス、浦和レッズ、柏レイソル、FC東京、セレッソ大阪、鹿島アントラーズなど数多くのJリーグクラブと対戦。ACL通算53試合37ゴールと歴代2位の得点記録を保持している。
2020年に41歳で現役引退後はタレントとして活動していたが、KFAで新たな役割を担うことになった。
一方、これまでKFA副会長を務めていたイ・ヨンス氏、キム・ビョンジ氏は辞任。これにより、KFA副会長陣は新任のイ・ドングッ氏、チョ・ビョンドク氏、イ・ソクジェ氏のほか、既存のイ・ヨンピョ氏、キム・ギホン氏、チェ・ヨンイル氏、ホン・ウナ氏を含む計7人となった。
爽快では一部文化委員長の交替選任案も議決された。大会分科委員長には元韓国代表コーチのチョン・ヘソン氏、技術発展委員長には水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングス元監督のイ・イムセン氏、審判委員長には元国際審判のキム・ドンジン氏、社会貢献委員長には元韓国代表のチョ・ウォニ氏が選ばれた。
また、今月初旬に発表されたマイケル・ミュラー国家代表戦力強化委員長の選任も追認された。
このほか、漢陽(ハニャン)大学サッカー部のチョン・ジェグォン監督が理事に追加され、行政監査として慶北(キョンブク)サッカー協会のソン・ホヨン会長が選ばれた。
同日の総議では、今年からセミプロのK3リーグ、K4リーグにおいて、1チーム当たり18人のエントリーのうち、21歳以下の選手を3人以上含め、1人以上を先発出場させなければならない「低年齢選手育成制度」を導入することで決まった。同規定を守らないチームには交替人数に制限が加えられる。
また、初等部の試合において、既存の審判2人から審判1人だけを投入する1審制への変更が決定された。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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