2022年8月にはスペイン・マドリードで「ラ・リーガ トレーニングステージ」を開催し、大邱(テグ)FC、釜山(プサン)アイパーク、蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)、浦項(ポハン)スティーラーズのU-17クラブが、ラ・リーガのフベニール1部リーグ所属のアトレティコ・マドリード、ラージョ・バジェカーノ、ヘタフェなどと親善試合を実施。
ほかにも選手及び指導者のワークショップ、トレーニング、ラ・リーガ試合観戦などを行った。
2022年11月には「KリーグアカデミーGMセミナー」と「中継制作ベンチマーキング研修」を行った。
「GMセミナー」では、Kリーグ各クラブの局長及び先任級チーム長17人がラ・リーガ事務局とアトレティコ・マドリード、レアル・マドリード、ヘタフェ、レガネスなどのクラブを訪問し、長期的にKリーグクラブが進むべき方向について議論する時間を設けた。
参加者たちはラ・リーガの事業戦略、選手団運営、ユース育成、マーケティング、女子サッカーなどクラブ実務に関するノウハウを共有し、ラ・リーガと女子リーグの試合を観戦した。
「中継制作ベンチマーキング研修」では、Kリーグ1(1部)中継放送会社のPD(プロデューサー)たちがラ・リーガバルセロナ支社とラ・リーガ中継放送外注制作会社メディアプロを訪問。
中継制作ガイドラインや中継関連新事業、ラ・リーガ国内外放映権現況などを研究し、欧州最先端の中継技術を体験した。
2022年12月にはラ・リーガ事務局フットボールプロジェクト部署と協力し、「ゲームモデルとトレーニング、教育方法論」を主題にKリーグユース指導者研修を進行した。
指導者たちは年齢別ユースチームの試合とトレーニングを参観し、△ユースアカデミー運営体系、△ゲームモデル、トレーニング、教育方法論、△スカウト、△フィジカル及びコンディショニングなどの理論教育を受けた。
研修期間中にはエスパニョール、セルタ・デ・ビーゴ、オサスナ、アトレティコ・マドリード、アスレティック・ビルバオなど計5クラブのユース担当者が教育に乗り出し、各クラブのユースアカデミー運営に関する哲学とノウハウを共有した。
連盟は今後もKリーグ各クラブの役職員と指導者がラ・リーガの制度とマーケティング戦略学習及び体験できる機会を継続的に提供し、ラ・リーガとより多様な分野で交流する計画だ。
(文=ピッチコミュニケーションズ)