イタリア・セリエAの強豪ナポリに所属する韓国代表DFキム・ミンジェ(26)は、韓国を出国する直前、報道陣に「正直、日本が羨ましい」と伝え注目を集めた。
ベスト16敗退に終わったカタールW杯では主力として活躍しながらも、メディアの前では常に発言を慎んできたキム・ミンジェだが、決心したかのように、韓国サッカー界が変化しなければならない点を指摘した。
キム・ミンジェが隣国・日本を言及したのは、代表チームにおける選手間の競争で最も大きな軸を成す“欧州組”の比重が増えることを願うためだ。
今回のカタール大会でアジア勢初のW杯2大会連続ベスト16進出を果たした日本は、最終エントリー26人中19人が欧州組だった。前回の2018年ロシア大会でも23人中14人が欧州組だった。一方、韓国はカタール大会で8人、ロシア大会で5人しかいなかった。