【韓国の視点】ブラジルの攻略ポイントは“左サイド”にあり…世界最強相手に見出すべき勝機とは

2022年12月05日 サッカー #サッカーW杯

現在のFIFAランキングで1位のブラジルは、名実ともに世界最強の国だ。

まず、前線の攻撃陣に強大なメンバーをそろえる。

FWネイマール(30、パリ・サンジェルマン)はグループステージで足首を負傷するも、韓国戦には間に合う見通し。仮に彼がいなくても、FWヴィニシウス・ジュニオール(22、レアル・マドリード)、FWリシャルリソン(25、トッテナム)、FWハフィーニャ(25、バルセロナ)が攻撃をリードできる。FWアントニー(22、マンチェスター・ユナイテッド)がバックアップを務めているほどだ。

ネイマールは3日の練習に正常通りに参加し、韓国戦で復帰すると見られている。

ただ、ブラジルは相次ぐ負傷者に苦しんでいる。FWガブリエウ・ジェズス(25、アーセナル)とDFアレックス・テレス(29、セビージャ)は負傷で残りのW杯には出場できなくなった。代替選手の多い前線はまだ大丈夫だが、テレスの離脱はかなり衝撃が大きいようだ。

また、テレスと同じ左サイドバックのDFアレックス・サンドロ(31、ユベントス)は第2節スイス代表戦で負傷し、第3節カメルーン代表戦に出場できなかった。

(写真提供=ロイター/アフロ)スイス戦のアレックス・サンドロ(右)

問題はサンドロが出場できない場合に代案がないということだ。カメルーン戦では代役としてテレスを先発出場させたが負傷してしまった。そのため、以降は本来センターバックのDFマルキーニョス(28、パリ・サンジェルマン)を左サイドに配置した。

マルキーニョスは世界トップクラスのDFの一人だが、サイドのディフェンスに長けた選手ではない。それだけに、チッチ監督の悩みは大きくならざるを得ない。

もちろん、右サイドバックのベテランDFダニエウ・アウベス(39、ナシオナル)やDFダニーロ(31、ユベントス)を左で起用することもできるが、右サイドも代案が多くないため、相当なリスクを甘受しなければならない。

サンドロは3日になってようやくチーム練習に復帰しただけに、コンディションは万全ではない。

FWファン・ヒチャン(26、ウォルヴァーハンプトン)やDFキム・ムンファン(27、全北現代モータース)など、スピードに優れる韓国の右サイドがブラジルの左サイドを上手く突くことができれば、十分に攻略できるはずだ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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