この日の主審は悪名高いことで有名なアンソニー・テイラー(イングランド)審判。ガーナの先制ゴールはハンドが疑われたが、VAR(ビデオ判読)の結果、ゴールと認めた。韓国が追撃していた後半のアディショナルタイムの終盤、韓国が得たはずのコーナーキックを蹴らすことなく試合終了のホイッスルを吹く理解できない判定で、韓国代表の怒りを買った。
1分1敗となった韓国はグループH3位となり、ベスト16入りに赤信号が灯った。試合後、ソン・フンミンは悔し涙を流した。
一時、ドイツのハンブルクのユースチームでソン・フンミンを指導したことのあるガーナ代表のオットー・アッド監督は、ソン・フンミンに近づき、慰めた。
ほかのガーナスタッフたちも1、2人ずつソン・フンミンに寄り添い握手をしたが、あるコーチはソン・フンミンの肩を組みながらスマートフォンでこっそりセルフカメラを試み、写真を写そうとしている場面が捉えられた。
イギリス・メディアの『ザ・サン』は「恥ずかしさを知らない」とその行動を指摘し「ソン・フンミンは確かに一人でいたいと思って離れた」と伝えた。
ファンの反応も紹介した。あるファンは、「無礼な行動ではないか」と非難。別のファンは「あのコーチは本当に厚かましい」などの反応を示した。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
Copyright @ 2018 Sportsseoul JAPAN All rights reserved.