元日本代表も在籍した韓国クラブで幹部のセクハラ発覚…元職員が告発した悪質行為の中身とは

2022年11月11日 サッカー #Kリーグ

『MBC』によると、B氏のセクハラ行為を訴えた30代女性の元職員は「出勤するたびに“死にたい”と思うほど苦痛だった」とし、2017年から被害を受けていたと告白。B氏から度々髪の毛を触られたり、肩を揉まれたりなどされたほか、性的な嫌がらせを受けたという。

また、B氏からいじめを受けたのは一人だけでなく、被害を受けた人物は皆退社した状態だという。

B氏以外にも、また別の幹部C氏からは暴言、悪口、パワハラに遭ったという情報提供も出ている。『MBC』の取材で、別の前職員は「ひどい悪口は日常茶飯事だった。夜勤や週末出勤の強要もされた」と打った手ていた。

同メディアによると、加害者として名指しされた幹部たちは「失言や性的な冗談はあった」「訓戒はしたが、悪口はそこまで言わなかった」と疑惑を否認。ただ、クラブ側は2人の職務を停止して独自調査に乗り出しており、事実が確認された場合は後続措置を執る予定だ。

慶南FCのパク・ジングァン代表はクラブを通じて、「社会的物議を醸してしまい、サッカーファンと道民には謝罪の言葉を伝えたい。また、被害を訴える方々にも申し訳ない気持ちを伝えたい。真相調査と再発防止に乗り出す」と伝えた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)慶南FC

なお、慶南FCにはサンフレッチェ広島ユース出身のMF大堀亮之介(21)のほか、元横浜FC、ファジアーノ岡山、FC町田ゼルビアのMFジョン・チュングン(27)、元モンテディオ山形、広島、清水エスパルス、ジェフユナイテッド市原・千葉のDFキム・ボムヨン(32)、元山形、ヴァンラーレ八戸のGKゴ・ドンミン(23)などといった元Jリーガーが在籍。

過去には2009年に元日本代表MF戸田和幸(44、引退)、2018~2019年に浦和レッズユース出身のMF邦本宜裕(25、カーサ・ピアAC)といった日本人選手も在籍している。

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