「予定されていたイベントの取り消しを決めたことに対して、韓国ファンに心より謝罪の言葉を申し上げる。MLBとKBOは長い間、ともに野球発展のための多くの努力を続けてきた MLBはホ・グヨン総裁、そして釜山市をはじめMLBワールドツアーを準備してくださったすべての機関および団体のこれまでの努力に、深く感謝の言葉を伝える。 MLBは持続的な協力を通じて、近いうちに韓国で試合ができることを期待する」と付け加えた。
同時にKBOも「今日(10月29日)午前、主催会社と契約履行問題などの理由で最終的に『MLBワールドツアー コリアシリーズ』(以下MLBワールドツアー)を取り消した」と公式発表した。
「今大会が中止となり、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッドはKBOのホ・グヨン総裁に遺憾の意を表する書簡を送ってきた」と発表した。
KBOも困惑している。すでに場所の選定が終わっており、「チームコリア」と「チームKBO」を構成してメンバー発表までした。
「MLBの参加要請に応じてツアーを準備した。ツアーの取り消しにより国内の野球ファンたちからの信頼を守れなかった点、試合を準備してきた選手たちが被った被害などによる遺憾をMLBに伝える予定だ」と伝えた。
また、「MLB事務局はこれまでKBOに数回MLBワールドツアーの開催を要請してきた。今年初め、MLBは主催会社を確定したと知らせてきており、4月にロブ・マンフレッドコミッショナーが大会開催協力を公式に提案した。MLBは、持続的に推進中の野球グローバル化およびKBOリーグとMLBなど各国プロ野球リーグの興行発展のためにも、MLBワールドツアー開催が必ず必要だと要請してきた」と説明した。
合わせて「KBOはリーグ日程およびそれに伴うチーム構成の困難などがあった。しかし、野球の国際化に向けた次元で多角的に検討した末、協力することを決め、主催会社と選手派遣契約を結んだ。最終的に中止したことにより、ファンの皆様に混乱を与えた点に対して遺憾の意を表する」と伝えた。