選出された27人は、今月28日に坡州(パジュ)のサッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)に招集され、トレーニングを行う。
その後、11月11日に国内でW杯前最後の国際親善試合(対戦相手未定)を実施。翌12日にW杯最終メンバー26人を発表し、14日にカタールへ移動する予定だ。欧州組とはカタール現地で合流する。
日本からはクォン・ギョンウォン(ガンバ大阪)とク・ソンユン(北海道コンサドーレ札幌)の2人が招集された。クォン・ギョンウォンは所属チームの2022シーズン公式戦全日程が終了次第、韓国代表に合流する。
中東からは元ヴィッセル神戸、柏レイソルのキム・スンギュ(アル・シャバブ)、元京都サンガF.C.、ジュビロ磐田、神戸のチョン・ウヨン(アル・サッド)が招集。2人は各所属チームの了解を得て、28日の招集日に正常に合流する。
中国でプレーするソン・ジュンホ(山東泰山)は、所属チームとの協議を経て招集日を決定する。
国内組では、元FC東京、大宮アルディージャ、ガンバ大阪のキム・ヨングォン(蔚山現代)をはじめ、元アルビレックス新潟のキム・ジンス(全北現代モータース)、元V・ファーレン長崎のイ・サンミン(FCソウル)、元FC東京のナ・サンホ(FCソウル)といったJリーグ経験者などが招集された。
なお、今回のメンバーではオ・ヒョンギュ(水原三星ブルーウィングス)がA代表初招集となった。
水原三星ユース出身で2019シーズンにプロデビューした21歳は、強いフィジカルを活かしたポストプレーに長けたストライカー。今季リーグ戦では35試合13ゴール3アシストを記録しており、さらなるブレイクが期待される有望株だ。
国内ではKリーグ2(2部)がすでにシーズン全日程を終了し、Kリーグ1(1部)も残すは22~23日の最終節のみとしている。
ただし、27日と30日に全北現代対FCソウルによるホーム&アウェイ形式のFAカップ決勝が控えている。
また、26日と29日には1部11位対2部2位(大田ハナシチズン)、1部10位対2部プレーオフ勝利チーム(FC安養対慶南FCの勝者)の入れ替え戦も予定している。1部では金泉尚武が入れ替え戦進出を確定しており、残りの1枠には水原三星ブルーウィングスかFCソウルのいずれかが入る。
仮にFCソウルが入れ替え戦に進んだ場合は、FAカップ決勝と日程が重複するため、FCソウルが戦う入れ替え戦の日程が11月2日と5日に変更される。
このため、FAカップ決勝や入れ替え戦を控えるチームの選手たちは、招集日が弾力的に調整される予定だ。