4月5日、Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、4月2~3日に行われたKリーグ1(1部)第7節、Kリーグ2第8節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表。
【動画】韓国全土に衝撃!日本人Kリーガーの圧巻ハットトリック
そこで、Kリーグ1第7節MVPには城南(ソンナム)FCのDFパク・スイル(26)が選ばれた。
パク・スイルは3日、アウェーの水原(スウォン)総合運動場で行われた水原FC戦でゴールを決め、城南FCを4-3の勝利に導いた。
パク・スイルは後半14分、MFアン・ジンボム(30)が右サイドから上げたクロスに頭で合わせ、城南FCの3ゴール目となる得点に成功した。このほかにも、パク・スイルは試合を通して城南FCの中盤で攻守をつなぐ役割を果たし、躍動する姿を見せた。
この日の活躍で、パク・スイルは今季初ゴールとチーム初勝利を達成するとともに、第7節のMVPに名を連ねた。
城南FCと水原FCの試合は、熾烈な攻防戦の末に計7ゴールが生まれる迫力ある試合展開で、第7節のベストマッチに選ばれた。開幕から2分4敗と未勝利が続いていた城南FCは、7試合目にしてシーズン初勝利を成し遂げ、第7節のベストチームに選ばれた。
また、Kリーグ1第8節のベストイレブンでは、水原FC戦で後半42分に勝ち越し弾を決めた元サガン鳥栖のDFキム・ミンヒョク(30、城南FC)のほか、2日の江原(カンウォン)FC戦において、前半途中出場から8分でゴールを決めた元セレッソ大阪、大分トリニータ、松本山雅FC、柏レイソルのMFキム・ボギョン(32、全北現代モータース)が選出された。
Kリーグ2第8節のMVPには、かつて徳島ヴォルティスに在籍したFWキム・キョンジュン(30、FC安養)が選ばれた。
キム・キョンジュンは4月2日、ホームの安養(アニャン)総合運動場で行われたFC安養対金浦(キムポ)FCの試合で2ゴールを記録し、FC安養を3-2の勝利に導いた。
キム・キョンジュンは今季ここまで7試合を終えて4ゴール1アシストと、得点ランキング首位タイを走る活躍を披露している。
Kリーグ2第8節のベストマッチは、2日に富川(プチョン)総合運動場で行われた富川FC 1995対大田(テジョン)ハナシチズンの試合だ。
この日、富川は後半開始35秒でMFパク・チャンジュン(25)の先制ゴールでリードしたが、後半28分、大田のDFチョ・ユミン(25)に同点ゴールを奪われた。しかしその4分後、元サガン鳥栖のDFニルソン(33)のヘディングゴールが決勝点となり、富川が2-1で勝利した。
富川はこの日の勝利で2連勝を飾るとともに、首位の座も守り、第8節のベストチームに選ばれた。
以下、Kリーグ1及びKリーグ2のベストイレブン。
◇
―Kリーグ1
FW:ステファン・ムゴシャ(仁川ユナイテッド)、フェイサル・ムリッチ(城南FC)、オム・ウォンサン(蔚山現代)
MF:パク・スイル(城南FC)、アン・ジンボム(城南FC)、ペク・スンホ(全北現代モータース)、キム・ボギョン(全北現代モータース)
DF:ホン・ジョンホ(全北現代モータース)、キム・ドンミン(仁川ユナイテッド)、キム・ミンヒョク(城南FC)
GK:ソン・ボムグン(全北現代モータース)
―Kリーグ2
FW:ホ・ユル(光州FC)、ユ・ガンヒョン(忠南牙山FC)
MF:キム・キョンジュン(FC安養)、ファン・ギウク(FC安養)、イ・スンミン(光州FC)、イ・ドンリュル(ソウルイーランドFC)
DF:チョ・ヒョンテク(富川FC 1995)、ニルソン・ジュニア(富川FC 1995)、イ・サンミン(忠南牙山FC)、イ・ハクミン(忠南牙山FC)
GK:チェ・チョルウォン(富川FC 1995)
■【動画】全北現代の“日本人Kリーガー”邦本宜裕が魅せた「華麗ルーレット」
前へ
次へ