横浜FCのDF韓浩康、ACL出場の韓国2部・全南ドラゴンズに完全移籍!元東京V佐藤優平も所属

韓国Kリーグ2(2部)の全南(チョンナム)ドラゴンズは3月22日、J2リーグの横浜FCからDF韓浩康(ハン・ホガン、28)を完全移籍で獲得したことを発表した。

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1993年9月18日生まれの韓浩康は京都府出身の在日コリアンで、朝鮮大学校を経て2016年にJ2のモンテディオ山形に加入。同年夏にJ3のブラウブリッツ秋田にレンタル移籍し、2018年から完全移籍でプレー。2020年には秋田のJ3優勝、J2昇格に大きく貢献した。

その後、2021年に当時J1の横浜FCに完全移籍で加入していた。昨年12月には2022シーズンの契約更新が発表されていたが、今回、Kリーグへの移籍を決断した。日本での通算記録はJ1リーグ24試合、J3リーグ93試合7ゴール。

韓浩康が加入する全南は、昨季Kリーグ2を10チーム中4位で終え1部昇格に失敗。ただ、FAカップでは2部クラブとして史上初めて優勝し、今季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得している。

グループステージでは、BGパトゥム・ユナイテッド(タイ)、ユナイテッド・シティ(フィリピン)、メルボルン・シティ(オーストラリア)と同じグループGに入っている。グループステージは来る4月15日から5月1日まで行われ、グループGはタイのバンコクで集中開催される。

(写真=全南ドラゴンズ)韓浩康

全南は韓浩康について、「高い制空権とパワーを兼ね備えたDFながら、滑らかなゲームコントロール能力まで持ち合わせていると評価されている。これで、全南は守備力の強化とともに、最前線のFWにボールを供給できるビルドアップとセットプレーにおいて、多様な攻撃オプションを持てるようになった」と期待を寄せた。

韓浩康は加入に際し、全南を通じて「素晴らしいチームに入団できて光栄に思います。Kリーグは初めてですが、早くチームに適応し、Kリーグ1への昇格とACLで良い結果を出せるよう最善を尽くしたいです」と意気込みを伝えた。

全南には今季に東京ヴェルディから加入した日本人MF佐藤優平(31)のほか、元ファジアーノ岡山のDFチェ・ジョンウォン(26)といった元Jリーガーが在籍。

Kリーグ2では韓浩康と同じ在日コリアンの北朝鮮代表FW安柄俊(アン・ビョンジュン、31/釜山アイパーク)のほか、MF石田雅俊(26、大田ハナシチズン)、MF磐瀬剛(26、安山グリナース)、MF丸岡満(26、金浦FC)、MF西翼(31、ソウルイーランドFC)といった日本人選手がプレーしている。

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