韓国女子サッカーリーグ「現代製鉄 WKリーグ」が、複数チームにおける新型コロナウイルス感染者発生により、2022シーズンの開幕を延期することで決定した。
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韓国女子サッカー連盟は3月17日、公式ホームページやSNSを通じ、WKリーグの2022シーズン開幕日を延期したことを発表した。
延期理由は、リーグ内で選手やスタッフに新型コロナ感染者が発覚したためだ。これにより、当初3月19日に予定されていたWKリーグ開幕戦は、4月2日に延期されることになった。
今回の決定により、3月19日の第1節は4月2~3日、3月24日の第2節は4月14日、3月31日の第3節は5月23日に延期。4月21日に予定されている第4節以降の日程は正常通り開催される。
全8チームで行われるWKリーグは全21節の日程で開催。11月4日にはリーグ2位と3位によるプレーオフが行われ、同月18日と25日にはリーグ1位とプレーオフ勝者によるチャンピオン決定戦が行われる。
昨季は仁川(インチョン)現代製鉄レッドエンジェルズが9年連続10回目のリーグ優勝を果たすとともに、チャンピオン決定戦では前人未到の9連覇を達成した。
今季開幕戦のカードは、仁川現代製鉄対水原(スウォン)FC、昌寧(チャンニョン)WFC対世宗(セジョン)スポーツTOTO、華川(ファチョン)KSPO対慶州(キョンジュ)韓国水力原子力、報恩尚武(ポウン・サンム)対ソウル市庁となっている。
なお、今季のWKリーグでは6人の日本人選手がプレー。慶州韓国水力原子力に元なでしこジャパン(日本女子代表)MF田中明日菜(33)、水原FCにMF田中萌(26)、昌寧WFCに元なでしこFW木龍七瀬(32)と元なでしこFW安本紗和子(31)、世宗スポーツTOTOにMF櫻本尚子(31)、華川KSPOにDF吉見夏稀(28)が在籍している。
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