韓国Kリーグで史上最速の“珍記録”誕生…試合開始わずか10秒でイエローカードが提示

2022年03月02日 サッカー #Kリーグ

韓国プロサッカーKリーグで“珍記録”が誕生した。

【注目】「ユニホーム脱いで2枚目のイエロー→退場」Kリーグの珍事件

珍記録が生まれたのは、3月1日に水原(スウォン)ワールドカップ競技場で行われたKリーグ1(1部)第3節の水原三星ブルーウィングス対済州(チェジュ)ユナイテッドの一戦。

この試合で先発出場した水原三星のデンマーク人FWセバスティアン・グローニング(25)がその当事者となった。

水原三星ボールのキックオフで試合が始まった直後、グローニングは後方から上がったロングボールを受けようとした際、自身の後ろにいた済州MFキム・ボンス(22)の顔面に腕をぶつけてしまった。

キム・ボンスが顔を抑えてピッチに倒れると、グローニングは急いで「申し訳ない」というジェスチャーを取った。ただ、主審は当該の場面が危険な行為と判断し、グローニングにイエローカードを提示した。試合開始からわずか11秒のことだった。

グローニング(右)

過去の最速記録は…

Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟によると、試合開始11秒でイエローカードが出るのは、昇降格制度導入以前、Kリーグ1・2部すべて含めて史上最速の記録だという。

韓国プロサッカーにおけるこれまでの“最速イエローカード”記録は、去る2002年3月24日に行われたリーグカップの釜山(プサン)アイコンズ(現・釜山アイパーク)対蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)ホランイ(現・蔚山現代)で、蔚山現代DFパク・ジンソプ(現・全北現代モータースBチーム監督)が記録した「15秒」だ。

なお、開始早々にイエローカードを受けたグローニングはこの試合でフル出場。前後半で計3本のシュートを放つも得点は生まれず、試合も0-1で済州に敗れた。

2016年のプロデビューから母国デンマークリーグでプレーを続け、2019-2020シーズンには2部得点王に輝いたグローニング。

第3節まで終了した今季Kリーグではまだゴールがないなか、“最速イエローカード”という不名誉な記録を生み出してしまっただけに、これからの活躍で“汚名返上”を期待したいところだ。

呆れた退場劇で話題の外国人Kリーガー、同僚に“ユニホーム脱がない宣言”

Kリーグで決定的な“誤審”が1試合に2度発生…危険なファウルにレッド出ず、得点も取り消し

相手の顔面をスパイクの裏で…Kリーグ2部のGKが危険行為

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集