国際スケート連盟(ISU)は1月20日(日本時間)、公式ホームページで北京五輪に臨むフィギュアスケート韓国代表を「キム・ヨナが残した遺産」と紹介した。
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今回、韓国から北京五輪に出場するのは女子シングルのユ・ヨン(17)とキム・イェリム(18)、男子シングルのチャ・ジュンファン(20)とイ・シヒョン(21)の計4人。
ISUは2010年バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナ(31)を「韓国フィギュアスケートの先駆者」と表現し、彼女の現役時代を見て育った“ヨナ・キッズ”を紹介した。
実際、キム・ヨナの映像を見てフィギュアを始めたというユ・ヨンは、2016年の韓国フィギュアスケート選手権で、キム・ヨナが保持していた最年少記録を塗り替える11歳7カ月で優勝。以降、キム・ヨナの後継となれる“天才少女”として期待を集め、今回、自身初となるオリンピックの舞台に臨む。
ISUは2020年2月に韓国・ソウルで行われた四大陸選手権で、ユ・ヨンが銀メダルを獲得した当時、表彰式にキム・ヨナが登場したことにも触れていた。
また、韓国男子フィギュアの“新星”と呼ばれるチャ・ジュンファンについては、「彼は普段からキム・ヨナを尊敬している。キム・ヨナのかつての師匠であるブライアン・オーサー・コーチの指導を受けながら成長している」と説明。
チャ・ジュンファンは前回の2018年平昌五輪(15位)に続き、2大会連続となるオリンピックに臨む。
韓国男子フィギュアスケートにおけるオリンピック2大会連続出場は、チョン・ソンイル(1988年カルガリー大会、1992年アルベールビル大会、1994リレハンメル大会)、イ・ギュヒョン(1998年長野大会、2002年ソルトレイク大会)に次いで3人目の快挙である。
なお、エストニアで18日に開幕した「ISU四大陸フィギュアスケート選手権」では、北京五輪代表4選手のほか、男子シングルにキョン・ジェソク(21)、女子シングルにイ・ヘイン(16)が出場する。
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